think globally act locally
これは、私が普段から心がけていることです。
広く考え、地に足をつけた行動をする。
つまり、広く考えることも地に足をつけた行動も、どちらも不可欠だ、ということですね。
しかし、これはいささか漠然としています。具体的にどうすれば良いのでしょうか。
私にとっての具体策は、読書とアウトプットです。
広く考えることが大切なのはいうまでもありませんが、1人の人間が広く物事を考えるのに、よりたくさんの人に会ったりいろんな場所に出向いたりするのには限界があります。
その点、本は読めば読むほど世界が広がります。
自分と全く価値観の違う人の本を読むことは、多様性が叫ばれるこの時代にとても大切だと思います。
直接会うのとは違いますが、場合によっては直接会うよりも深く理解ができます。
しかし、読書は基本インプットしか行えません。本から学んだことを実践すれば、それがインプットしただけの知識では全く上手くいかないことを思い知ることになります。だから、やはりアウトプットすることによってインプットしたものの体感がより濃密になります。
ちなみに、よく現場主義を唱える人いますね。勉強よりもまず行動だ、という人です。書を捨てよ、町に出よという有名な言葉もその一つかもしれません。
しかしこれでは、think globally が叶えられません。
要はバランスの問題です。どちらが大切かなんて決める必要はまったくありません。どちらも大切で、極端に偏らないように注意することが肝だと思います。