日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その15 MIDIトラックの設定項目

今回は、MIDIトラックの設定について見ていきます。

 

MIDIトラックの設定はオーディオトラックと比べると少し複雑です

ほんの少しです。

 

設定する項目はインプットとアウトプット。

さらに、ソフトシンセを設定しなければいけません。

 

目次

 

MIDIトラック概要とソフトシンセ

 

MIDIで音がなる仕組みは、

 

MIDI信号→ソフトシンセ

 

でした。

 

この動きがセットになっていると思ってください。

まずはソフトシンセを設定、つまり、何の楽器のトラックにするのか、を設定します。

ピアノやベース、ドラムといった具合です。

 

DAWソフトに付属のものもあるし、サードパーティー製のものもあります。

 

その後は、インプットとアウトプットの設定。

MIDIトラックのインプットとアウトプットを設定するというのは、

 

<<インプット>>→MIDI信号→ソフトシンセ→<<アウトプット>>

 

ということになりますね。

 

MIDIトラック〜インプットの設定

 

インプットはつまり、MIDI信号はどこから入力されるか、です。

 

この場合、もしMIDIキーボードを持っていたら、MIDIキーボードになります。

また、MIDIキーボードを持っておらず、ペンツールで書いていくのであれば、インプットを設定する必要はありません。

(あえて言えば、「マウス」とかになるんでしょうけどね、、、そんな設定はありません、マウスはそもそも入力装置だからです)

 

複数のMIDIキーボードを接続している場合は、すべてのMIDIキーボードをインプットに設定することもできます(ANYなど)。

 

 

MIDIトラック〜アウトプットの設定

 

アウトプットはソフトシンセがどこに出ていくか、です。

これはオーディオと同じです。

つまり、通常はマスターですね。

 

ここでちょっとだけ補足します。

ソフトシンセのインプットは設定する必要はないの?と思う人がいるかもしれません。

 

通常であれば、その設定は自動で行われます。

インプットはもちろん、そのトラックのMIDI(データ)です。

 

MIDIトラックにソフトシンセを設定したということは、つまりそのトラックのMIDI信号はそのソフトシンセで受ける、ということに他ならないからです。

 

まとめ

 

MIDIトラックの音の流れを整理すると、

 

MIDIキーボード→MIDI信号→ソフトシンセ→マスタートラック→スピーカーorヘッドホン

 

となります。

ソフトシンセ以降はオーディオトラックと同じですね。

これは、ソフトシンセ以降は処理的にはオーディオと同じことをしているから当たり前といえば当たり前です。

 

逆に言えば、MIDIトラックがオーディオトラックと違う点はインプット周りです。

録音(=音を録る)わけではなく、音を打ち込んでソフトシンセでならしているだけです。

だから、MIDIを録音する、という用語は本来ならば間違った使い方になります。

また、録音しているわけではないからこそ、後に修正などが加えやすい、という利点もあるのです。