日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

オンライン学習~馬と筆と伝書鳩はいかがですか?

【独自】オンライン学習、国が開発へ…作問から成績評価までの活用目指す : ニュース : 教育 : 教育・受験・就活 : 読売新聞オンライン

 

やっとですね。

どれだけこうなってくれることを待ち望んでいたことか。

ただ、実際のシステム開発は民間に委託したほうが良いと思いますけどね・・・

 

愚痴っちゃいますよー。

 

世界的にこんな緊急事態になって、やっと本格的に動き出すって、どれだけ腰が重いんだよ、と思いますね。

オンライン学習の利点は、どれだけでも上げられます。

 

私には小学1年生の娘がいますが、持参する教材の重さはなかなかですよ。

見やすいカラーの教科書になっているので、私が小学生の頃よりも重い。

 

大人は、紙で仕事をするか、タブレットを使うか、パソコンを使うか、自分たちで勝手に決めて良い。その分のメリットもデメリットも受け入れればよいだけです。

 

小学生には、その自由はありません。

うちの娘だけiPadで学習したい、という選択肢はないわけです。

それによるデメリットを被ったとしても、その責任は誰もとってくれません。

この国に生まれ、そのシステムがたまたまこうだった、というだけの話です。

 

国は教育において、どういうグランドデザインがあるのでしょうか。

 

国会の本会議場でiPad使用禁止の理由が、先例がないから、という馬鹿げたことを言っている空気を変える気はあるのでしょうか。

 

今回のコロナ騒動で休校になり、自宅で学習するために、最初の頃はなんと担任の先生がプリントを各生徒の自宅まで届けてたんですよ。

 

やっとデータでの配布になりましたが、そのデータもPDFで送られてくるから、自宅でそのPDFをプリントアウトして紙でやる、という、ただただ呆れたシステム。

なぜ、画面上で問題を解けるようなシステムにしないのか。

(すごーーーく簡単です)

 

そんなに鉛筆を使って字を書くことは重要なんですか?

まあ、シャープペンシルすら禁止という摩訶不思議な決まりがある教育にこんなことを言っても、馬の耳に念仏ですかね。

 

でも、国が本腰を入れたら、それは教育現場まで波及して、変わっていく。

私はそう期待したいし、そう信じています。

 

 

便利なものはどんどん取り入れていく。

変わることを恐れない。

もし良くなかったら戻せば良いんです。

 

利便性を追求することと、残すべき慣習は別です。

なんでもかんでも昔の方が良いわけないでしょう?

もしそう思う方がいたら、ぜひ車に乗らず、移動手段は馬を使ってください。

コピー機は使わず、全て筆で書き写してください。

スマホは使わず伝書鳩でも使ってくださいよ。

 

極端な例ですが、どれもテクノロジーで生まれたものです。

小学生にスマホタブレットを使わず、シャープペンシルも使わず、鉛筆を使え、というからには、それを伝えている方だってそれを実践すべきですよ。

もしくは、大人だけ良いという理由を明確に説明すべきです。

 

筋が通らない事は子供には伝えるべきではありません。

前からそうやっているから、というのは筋にはなりません。

繰り返しますが、前からそうやっているというのを理由にするのならば、テクノロジーはすべて否定することになりますからね。

馬と筆と伝書鳩でどうぞ。