かつてのチャラい流行語がビジネスマナーの定番に サラリーマン100年史の変わりよう | J-CASTニュース
マナーの中には大切なものもあると思います。
合理性だけ考えていればよい、というのならば、そもそも挨拶すら必要ありません。
出会った時に挨拶不要論はあまり聞いたことがないです。
一方、やっぱりそのマナーは必要なの?と思うものもたくさんあります。
マナーは基本、相手に不快感を与えないようにするためのものです。
ところが、
「縞模様のコースター、相手に向かって縦、横、どちらに置くのがマナーにかなっているでしょうか」
というクイズがあるものまであります。
クイズになっているという時点で、それをたとえ間違ったとしても、不快に思う人がわずかしかいない、ということを示しているのではないでしょうか。
ご苦労さま、お疲れさま。
目上につかうものなのかそうすべきでないのか。
それはその言葉そのものよりも、そういう気遣いや言うときの表情のほうが、相手への不快感に影響するでしょう。
正しい方を選んでも、無愛想に言ったらいらっときます。
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マナーは、相手を不快にさせないための手段でしかありません。
マナーを守ることそのものが目的化すると、その分相手への気遣いがなくなります。
正しくマナーを身につけたいものですね。