昨日は、ちょっと大きめのLIVEでした。
同期演奏は経験ありますが、Studio oneのショーページを使った同期演奏は初めてです。
なんでもそうでしょうけど、同期演奏に関しては特に、準備が8割と思います。
ショーページの準備はもちろん、その他デバイスやS1以外のソフトのセッティングなど、入念に行います。
バタバタすることが多いので、こういうときこそ、事前にチェックリストを紙にプリントアウトしておきます。
macには、同じApple IDでサインインしているデバイスの集中モードを一括で変更できます。
変更は手元のApple Watchでできるので便利です。
集中モードはLIVE用というものを自分で作っており、即時通知を含めたあらゆる通知がこないようにします。
他、スクリーンセーバーや一定時間が経過したあとにディスプレイがオフになる機能をオフにします。
以前購入した無線のイヤモニも、非常に快適でした。
リンク
ショーページは、オケのトラックとクリックのトラックの2トラック構成。
(シーケンスクリックは未使用)
オケをメインアウトに、クリックをサブアウトに設定して、オーディオインターフェイスのクライアントソフトでイヤモニのオケとクリックのバランスをとります。
(オケはほんの少しならすだけです)
また、クリックの音は曲の冒頭などかなり静かなところではもれる可能性もありますが、音があついところでは聞こえないと大変なので、セクションによって音量を変えたwavにしています。
(ショーページでは音量のオートメーションを柔軟にかけることはできないようです)
リハスタで何度も試したのもあり、同期演奏に関してはバッチリでした。
同期演奏に関しては・・・
ステージには魔物が住んでいるようです。
なんと、ギターの音(ライン)がなりません。
本番前のリハでは問題なくなっていましたが、本番でならない。
1曲めを終えたあと、ボーカルにMCで場をつなぐように耳打ちして、楽屋に行き、ギターケースから電池を取り出して交換。
もう一度つなぎましたがだめ。
足元のエフェクター類をバイバスしてDIに直接入れてもだめ。
ケーブルを変えてもだめ。
DIを変えてもだめ。
結局なにをやってもだめで、20年ぶりにマイクで拾ってもらい演奏しました。
マイクでひろう場合は、ギターを動かせないので、かなりパフォーマンスが落ちますね・・・
帰宅後に、改めてアコギのラインチェック・・・・
なんの問題もなくなります。
ライン系統のところ(電池の近くなど)を手で触って接触不良を疑いましたが、何も起こらず。
こういうのが一番困りますね・・・
ステージ演奏は年に100回以上あるので、ある程度は場馴れしているし、緊張もしません。
でも、だからこそトラブルに見舞われてもマイクとりになっても、冷静に演奏できました。
しかし、来場されたお客さんにはちょっと見苦しいところを見せちゃいましたね、申し訳ない。
同期演奏に関して用意周到に準備したものの、これまでトラブルがほとんどなかったギターの方でトラブルがあるという変化球で、かなり疲弊した夜になりました。
こういうときのLIVEが、より記憶に残ったりするんですけどね・・・・