本好きにとっては、海外文学も読みたいところなんです、これがどうも苦手です。 正直に言うと、今まで読了した覚えがありません。
自分なりに苦手な理由を考えてみました。
まず、登場人物名を把握しにくいこと。 ボブとかマイケルとかみたいな名前だったらまだ良いのですが、超メジャーな名前でない限り馴染みがありません その分覚えるのが大変です。
また、ミドルネームや、いわゆるあだ名が出てくると、誰と誰が同じ人を指しているのかがもうわけわからなくなります。
次に情景描写から風景を想像しにくいこと。 これは訳者の表現が悪い、と言っているのではなく、そもそも日本では見かけないような情景だったり名前だったりするからです。
あと、地味に苦手なポイントは、単位です。 マイルとかエーカーとか出てくると、すぐに想像ができません。
今の時代ならば、ちょっとでもわからないことがあれば、スマホでポンポン調べればわかります。 しかし、本を読み進めていく上で、いちいち調べなくてはいけないのは面倒です。 それがノンフィクションなら良いのですが、文学はそんな読み方はしたくないですね。
多分、自分と同じような理由で海外文学に手を出せない人は結構いると思います。 しかし、一つ良い手を見つけました。
それは、先に映像化されたものを見ることです。 もちろんこれは、映像化されたものに限るのですが、映像化されたものならば上記の問題はほとんど解決します。
ということで、今読んでいるのがこれです。
言わずとしれた名作です。
映像化されたのがこちら。
正直、この方法は邪道なのかもしれません。 実際、日本の小説を読む前に映像化されたものをみようと思うことはまずありません。
でも、この方法はいまのところ効果的に働いています。 つまるところ、読めりゃ良いんです! 少なくとも読了したいのにできないよりはずいぶん良い。
ということで、今日もまた読み進めます。
目指せ読了