やる気スイッチ、という用語は結構昔から耳にする。
この表現は、結構絶妙だと感じる。
スイッチ、つまりONとOFFだ。
その間は無いか、限りなく時間的に短い。
つまり、段々ではなく突然やる気がでる、といった印象。
冒頭記事では、研究によってやる気を維持する脳部位が明確に示された、とある。
これはこれで素晴らしい研究結果だと感じる。
硬い表現をつかえば、意欲障害を引き起こす原因が突き止められたということなので、今後認知症予防などに役立てていけることだろう。
さて、障害という用語がいささか重たすぎると感じ、要するに今日この瞬間のやる気を出したい、という人は多いだろう。
そういう些細なことに関しては、少なくとも今回の研究結果はまだ役に立たない。
だから、もって現実的な方法を知りたいところだ。
勉強の仕方もダイエットの方法も、人それぞれ適した方法が違うように、やる気を出すための方法も多種多様だというのは容易に想像がつく。
つまり、誰かのやる気スイッチを入れる方法を知ったところで、それが自分に適用できるかどうかはわからない。
しかし、試してみる価値はあるかもしれない。
ということで、自分なりのやる気スイッチを入れる方法を紹介する。
座らない
座らないというのは、立ちっぱなしということだが、立ち仕事をした人ならわかるように、立ちっぱなしはその場を動かないのが最も疲れる。
つまり、座らないと決めてしまえば、動いた方がよっぽどラクだ。
とても身近なものを掃除する
何事も、面倒なことから始めよう、ということを訴える人もいるが、自分は逆だ。
ガソリンをもっとも使うのが発車時というのと同じように、何かを始める時はもっとも精神的エネルギーを使う。だから、できるだけ短い時間で簡単に終わることから始めたほうがうまくいく。
椅子やテーブルを整理して部屋全体を掃除するよりも、目の前にあるマウスを掃除する。
ほしいものリストを眺める
Amazonなどのショッピングサイトでは、ログインすればほしいものリストやお気に入りを登録できる。
これらを見ていると、見ているだけで高揚する。
これらの良いところは、スマホさえ持っていれば、布団の中から出る気力すら失われているときでも、閲覧可能なところだ。
◆
やる気スイッチなるものは、自分の場合は経験的に、まさしく用語の通りだが、始めてしまうまでは勝負だ。
上述したが、論理的に考えれば始める時には「始める」というだけで相当量のエネルギーをつかうので、実務的なエネルギーを少なくしないと、そもそも始められない。
実際このブログも、書き始めるまでが勝負で、書き始めさえしてしまえば、最後までスムーズにいく。
やる気スイッチの試行錯誤をしている人においては、ぜひ試して頂きたい。
www.famo-seca.club
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