Amazonは、本当に次から次へとサービスを提供、拡充していきますね。
Kindle Unlimitedがすでにあって、それはプライム会員であっても追加で月額が発生しますが、こちらはプライム会員ならば追加料金なしです。
電子書籍を経験したことがない人で、プライム会員という人は多くいると思います。
電子書籍のメリットは複数回にわたってブログで綴ってきましたが、そのブログでも書いた通り、ネックはやはり値段。
中古の文庫本を100円で買えると思うと割高と感じる人はいるでしょう。
しかし、今回はプライム会員向けサービスの拡充です。
「これからも『Amazonのプライム会員にならないなんて考えられない』とお客様に感じていただけるよう、プライム特典を充実させていきたいと考えています」
ジャスパー・チャンのコメントですが、本当に私はそう思ってしまいます。もうAmazonの戦略にはめられていますね。
ネットで多くの買い物をする私にとっては、品数ではやはりAmazonだし、それらは送料無料にもなります。
他にビデオ、音楽も無料。それを全部合わせて年額が3900円です。
ビデオ見放題ならば、HuluやNetflixは年額1万超え、音楽はSpotifyこそ無料ですが、Apple Musicは年額では1万を超えます。
サービス対価としては、プライム会員はかなりお得でしょう。
これまででも十分お得だったプライム会員が、さらに追加料金なしで読み放題サービスを開始したわけです。すごいですね。他企業はなかなか真似できないでしょう。
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私は、特にアメリカ好きというわけではありません。
しかし、Apple、Google、Amazon、Microsoft、Adobeといった時代の先を走る企業がすべてアメリカ企業というのは、やはりアメリカの凄さを感じずにはいれません。
生粋の日本人ということもあり日本は好きですが、手元のスマホも、コンピュータもアメリカ企業のものです。
日本製品も販売されていますが、こちらを選んでしまいます。
日本が好きだけど、使っているのはアメリカのもの、ちなみに製造は中国。
こういう人が多くいつづけると、日本経済はもちろんヤバい。
日本人だから日本製品を使おう、ということにはもう頼れない。製品自体のクオリティーをあげないと、駆逐されます。というかもう既にされています。
結局イノベーションの部分が重要なので、そうなるとやはりそれに見合った人材育成(教育)がなされているのか、ということを考えてしまうのは私だけでしょうか。