検索と言えばGoogle。日頃からかなりお世話になっております。
そのGoogleが2017年の検索ワードランキングを発表しています。
日本のランキングはこれ。
検索は総人口の年齢分布と照らし合わせると少し若い層よりに傾くと思いますが、それを差し引いても、かなりリアルに世相を反映しているといえるでしょう。
少なくとも、どこかの流行語大賞よりは・・・
訃報を含む芸能関係が5つランクインしています。
私も商業音楽の世界に身を置くものなので、それは嬉しいと思えますが、国際ニュース関連は2位の北朝鮮だけ、というのはあまりよろしくない気がします。もっと関心を高めるべきだと思いませんか。
このランキングには、マスコミの影響も小さくありません。
もちろん芸能関係も大切ですが、数字のとれるニュースと、伝えなければならないニュースのバランスがいささか悪い気がしないでもありません。
また、これだけ騒がれているのに、やっぱり憲法のことなんかはランクインしないんですね。
テクノロジー関係も一つ(ドラクエはテクノロジーには入れていません・・・)。
テクノロジーに興味がある私としては、少しさみしい気もします。
テクノロジーが社会に与える影響は、もはや全く無視できないレベルに達しています。
スマホは勿論ですが、今ならばAIでしょう。それは間違いなく働き方を変え、社会を大きく変化させていきます。良くも悪くも、です。
人の仕事がAIに奪われて失業者があふれるのか、いや産業革命時と同じように、それは労働塊の誤謬なのか。
完全自動運転によって交通事故や渋滞はどれだけ減少するのか。
これらは私が幼少期には夢のような話でしたが、あと10年以内に来るシンギュラリティーを考えるとかなり現実的な話です。
1位の小林麻央さんは、芸能関係であることに加え、健康、医療の分野とも言えます。
医療もテクノロジー、AIと密接に関係あります。34歳という若さで亡くなった小林麻央さん、こんな悲しさを少しでも減らしていける鍵には、確実にAIが絡んできます。
最後に余談ですが、4位にランクインした台風。天災は気になるところですが、外に出ての中継はもういいんじゃないですかね。
危ないったらありゃしない。報道機関の新人イジメですか?
今年も残すところあと13日。最後までしっかり生きます!