車の運転中は大抵ラジオです。
程よく音楽も流れるし、エンタメ的なコーナーもあるし、ニュースもあるので便利です。
そのニュースですが、ラジオのニュースって本当にコンパクトにまとまっていると感じます。
限られた時間内で、音だけで伝えるという強い制約がほかの報道と違うところで、私が思うに、論調と呼ばれるものがあまり感じられません。
それが私にとっては逆に心地よいと思います。報道は、それを知って各々が何を感じ今後に活かすか、という目的が重要です。
つまり、その報道に対して肯定的なのか否定的なのかというところは、まず自分で考えるべきだと考えます。
しかし、知識人、コメンテーターの意見を聞くと、さすがの知識量や話のうまさで、ちょっと流されてしまいます。
知識人による解説や論調が不要という意味ではありません。
ただ、まずは報道のみを聞いてどう捉えるか、というところは自分で考えたい。
そういう意味でラジオはとてもドライです。
事実を淡々と知るだけで何を感じるのか、ということは大切にしたいものです。