関大アイススケート部の変 織田信成元監督が浜田コーチ提訴 1100万円賠償請求/スポーツ/デイリースポーツ online
いわゆるモラハラです。
スポーツ界でこういうことが起きると、
「厳しさによる教育だ」
「自分もそういうのをくぐり抜けてきた」
といった意見が出ます。
私はいつも思うのですが、こういう意見を言えるのは、その厳しさを乗り越えた人だけですよね。
行き過ぎた厳しさでやめちゃった人の意見を聞ける機会はほとんどない。
スポーツは確かに、厳しさも必要なのかもしれません。
でも、それは必要最低条件なのでしょうか。
少しばかり心が弱い人だっています。
恫喝されることに耐えられない人は、どんなスポーツをやっても好成績は残せない、と誰が決めたのかな、と思います。
スポーツの良さは、結果で全てが決まる、というところ。
仮に性格はあんまり良くなくても。容姿がいまいちでも、結果を出せば認めてもらえる。
そして、結果も一部のスポーツの除いてわかりやすい勝敗が出ます。
厳しさに耐えられるスポーツマンが素晴らしいのではありません。
結果を出したスポーツマンの中には、厳しさに耐えられた人がいる、ということです。
報道によると、無視や陰口といった行為があったそうですね。
これはスポーツ教育において、耐えなければならない厳しさにあたるのでしょうか?
それによって健全なスポーツマンシップは育つのでしょうか?
モラハラは、確かに定義がムズカシイ。
受け取り側によってハラスメントなのかどうかが決まっちゃいます。
かといって、どこの世界に、無視や陰口が教育の一環とみなされるところがあるのでしょうか?
それは単なる醜い行為です。
こういうことを、勇気を持ってオープンにするのには勇気が必要だったと思います。
適切な処罰をお願いしたいところですね。