日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その17 オーディオの録音〜モニターの設定

さてオーディオの録音を開始しよう、、と思いますが、まだです。

 

目次

 

オーディオの録音にはマイクを使う、、、ということは?

 

オーディオの録音は、前記事で書いたコンデンサーマイクや、ダイナミックマイクと言われるマイクを使って行います。

 

要は、マイクで音を拾うわけですね。

 

そこで問題になってくるのが、雑音です。

 

部屋を静かにするのは当たり前ですね、

これはどうにかするしかありません。

 

しかし、録音のときは、これも前の記事で書きましたが、クリックを聞きながら行います

 

クリックはどこからならすのでしょうか?

スピーカー?

 

いえいえ、スピーカーからならすと、そのクリック音をマイクが拾ってしまいますね。

 

そしたら、ヘッドホンで聞こう、となります。

 

でも、これまた別の問題が出てきます。

 

ヘッドホンをすると、外音を遮断しヘッドホンからしか音がならなくなります。

今から録る楽器や声以外の音(オケ)やクリックは、ちゃんとヘッドホンからなってくれます。

 

でも、自分の演奏している楽器はどうでしょうか?

例えばボーカルを録ってたとして、自分の歌っている声が全く聞こえないとどうでしょうか?

これは歌いづらいですよ。音程もとりにくい。

 

ということで、今マイクで拾っている(録っている)音もヘッドホンで聞きたい。

こうなりますよね。

 

自分の声や楽器の音を「モニター」と言います。

 

DAWソフトにはモニターボタンがあるけれど、、、

 

Cubase、Logic、Studio One、どのソフトにもモニターのスイッチがあります。

大抵は録音ボタンのとなりあたりに配置されています。

 

今から録音するトラックの録音ボタンだけでなく、その近くにあるモニターボタンも押せば、ヘッドホンから今マイクで拾っている音が聞こえてくるはずです。

 

そのトラックの音量ボタンを調整すれば、ヘッドホンから聞こえてくるモニター音量も調節できます。

 

録音時には、クリック・オケ・モニターの3つの音のボリュームを、録音しやすい音量に調節します。

この音量は、あくまで録音しやすいように一時的に調節する音量で、録音される実際の音量には関係ありません。

録音される音量を決めるのは、前記事で説明したインプットゲインです。

 

さて、これで録音準備が「とりあえず」整ったように思いますね。

 

あとがき

 

ここまでやった人は、実際にこれで録音してみてください。

それで問題なければよいのですが、問題がある人も中には出てくると予想されます。

 

それは、レイテンシーの問題です。

 

次回は、レイテンシーの原因とその回避方法を説明します。