同感です、一面の記事を読んで思いました。自主避難者問題もそうですが、科学を振りかざしてこれが真実だ、と言われてもですね...
— 小手川太朗/記者 (@tarokote) 2020年2月14日
話題になってますね。
科学は万能ではありません。
でも、現代において「科学的根拠がある」というのは、他と比較すれば最も信頼できるものです。
身の回りを見たらわかります。
仙人のような生活をしている人でもなければ、私たちの生活はほぼほぼ科学で成り立っています。
人の感覚や気持ちなんて、それこそあてになりません。
人それぞれ違うばかりでなく、同じ人でも数年前と今日とでは感じ方が違うことなんて誰でも経験していることでしょう。
感覚や気持ちがどうでも良い、と言っているわけではありません。
ただ、科学はそもそも人を幸せにするために生まれた、ということも事実で、実際にかなり貢献しています。
感覚的に怖い、不安だ、という状況を科学をもって安心に近づける。
日常的にそういうことはいっぱいあります。
100トン以上ある飛行機が空を飛ぶのに怖いという人はいっぱいいますが、なぜ飛ぶか、なぜ落ちないかに対して科学的根拠があるから、あれだけたくさんの人が利用しているのです。
「よくわからないけど、落ちなさそうな見た目だ」なんていう理由だけでは、飛行機なんて誰も乗らないでしょう。
風評被害を生まないようにする。
そのために、つまり人の不幸を拭うために科学はあります。
だから、科学を振りかざす(という表現はいささか否定的に聞こえますが・・・)のは不幸から逃れるためのまっとうな手段なのです。