日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

幽霊はなぜ怖いのか

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科学は万能ではありません。 私は非科学的なことは基本的には信じませんが、科学でわからない範囲は必ず残ります。 その典型が死後の世界ですね。だって死ねないもの。 つまり、死後の世界と関係があると言われている幽霊の存在概念は全否定されるものではありません。 冒頭の記事に出て来る話はとてもリアルで、嘘ではないとすればそこには、まだ科学では解明できない何かがあるかもしれない、と思ってしまいます。

オーロラは怖いですか?

ところで、幽霊は基本怖いものと捉えられています。 なぜでしょうか。それが死後の世界と関係しているからでしょうか。 だとしたら、お墓だって仏壇だって怖いもののはずです。 お墓や仏壇も怖いという人もいますが、幽霊の怖さとはちょっと違いますよね。 本当にそれが怖いだけのものだったら、とうの昔に淘汰されているはずです。

幽霊が怖い理由、それはおそらく得体がしれないからです。 オーロラはその昔、人々の畏怖の対象でした。

中世ヨーロッパではオーロラの赤から血液を連想し、災害や戦争の前触れ、あるいは神の怒りであると解釈していた wikipediaより

ところが今はどうでしょう。オーロラを見るツアーは組まれているくらいです。つまりお金をだしてオーロラを見に行くような興味の対象になったわけです。 オーロラは昔からなんにも変わってません。変わったのは人の捉え方です。少し掘り下げれば、オーロラの出現するメカニズムがわかるようになった、という変化(進化)があったのです。

調べてもらえばわかりますが、ハレー彗星も同じようなものです。

どちらも天体分野ですが、昔の人にとって天体分野はもっとも解明が難しい分野の一つだったことは想像に難くありません。その不可解さが人々の畏怖につながったと考えるのが自然でしょう。

心霊スポットはいつの日か

私は、幽霊も同じだと思っています。天体分野はだいぶ解明がすすんで、畏怖の対象が少なくなりましたが(それでもちょっと前まではミステリーサークルなんかも畏怖の対象でしたね)、死後の世界の解明は素人的に考えてもまだまだ先の話でしょう。 幽霊は怖いままです。

仮定の話で申し訳ないのですが、例えば幽霊出現のメカニズムがわかるようになったら、オーロラと同じように幽霊は畏怖の対象から興味の対象へと変わるかもしれません。 つまり、世界中の心霊スポットが観光スポットに変わる可能性があるわけです。 入場料なんかとっちゃったりして。 「見れなくても返金しません」みたいな。

幽霊がどれだけ経済効果をもたらしているか知りませんが、観光スポットになってくれたほうが経済効果は大きそうですね。 だから、早く幽霊解明してほしいです・・・