ワクチン接種の日が決まって、あとは接種を待つだけになりました。
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ワクチンを打つか打たないか。
これは自由です。
ただ、勝手な私の印象ですが、ワクチン賛成派はワクチンを打たない自由を認めている人が多く、ワクチン反対派はワクチンを打つ自由を認めてないことが多くないですか?(ワクチン打つなー、と叫んでいる感じ・・・)
ワクチン未接種の人は入店禁止、みたいなことが広がり始めると、この印象も変わってくるかもしれません。
でも、私はこれでもワクチン賛成派がワクチンを打たない人を「認めていない」とは言えないと思うんです。
それは各々の店でのやり方なので、それこそ自由です。
国家がそういうことをやり始めると、これまた様相が変わってきますけど。
繰り返しますが、結果的にワクチンを打たない、という選択をする人もいて良いと思います。
ただ、ワクチンを打たないほうが良いよ、ということを人に伝えるときには、根拠をちゃんと持っておきましょう。
生きてきた勘で、なんていうほぼ無根拠は無責任に過ぎます。
コロナで人は死にます。
ちなみに、ワクチンをすすめる方の根拠はあります。
それは科学的根拠であり、統計的根拠。
これらの根拠すら疑い始めたらキリがない、ということはこれまでのブログでも書いてきました。
緊急事態宣言という、名前は仰々しいものの、決まった罰則が特にないような制度を真面目に守る日本人って、本当に素晴らしいと思いますよ。
ルールを増やして強要すると統制はとりやすい一方、例外対応が難しい。
だから、各々が自らの意志でルールを守り、結果秩序が維持できてる、という方が望ましい。
ワクチンだって、法律で打つことを義務付ければ、接種率100%になります。
打ちたくない人はバンバン逮捕すれば良い。
でも、そういうのってやっぱり望ましくない。
「ワクチン打ってね〜」と政府が言って、各々が「じゃあ打とうかな」となったりそのために勉強したり、という方が平和的です。
ルールでガチガチに縛らないということを逆手に取り、ワクチンを打たないばかりか、他人にもワクチンを打たないようにすすめる、といったことをし続けると、結局ルールを作らざるを得なくなる。
そういう世の中って誰も望んでいないでしょう?
もちろん、支援金や補助金制度をしっかりしたものにするためには、ルールを守っているかを条件にするしかなく、この分野はルール作成が必須だと思います。
緊急事態宣言でもまん延防止でも、従うけど補償がほしい、という訴えは理にかなっています。
なんとなくのルールなので、絶対従えとも言わないし、罰則もない。
そのことが支援金や補助金を出さない口実にするのは最悪です。
一日も早い日常を願って。