日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

学校に自浄作用はありません

「N先生に連れられ戻ってきた時、涙とヨダレでビショビショに…」横浜市教諭が小4女児に行った、陰湿イジメの全貌(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

 

むちゃくちゃですね。

胸が苦しくなります。

 

以前から私は言っていますが、学校に自浄作用を期待しても無理です。

自分も含め、関係者でない人がこの記事を読むと、第一に思うのはこの教諭への怒りでしょうが、第二に思うのは、なぜ誰も止められなかったか、ではないでしょうか。

 

断言しますが、今のままだとこういったことは繰り返されます。

というか、これまでも繰り返されてきました。

 

中野富士見中学いじめ自殺事件 - Wikipedia

 

こんな事件があったのに、人は同じ過ちを繰り返すのです。

私もあなたも、同じ状況に置かれたら必ず加害者か被害者になります。

 

こういった事件をなくすには、仕組みを変えるしかありません。

防犯カメラの設置。

警察の介入。

子供の命の危険すらあるのに、なぜこれを早くしないかわかりません。

 

教育機関に国家権力を介入させないのは、戦時中の軍事教育の反省から、と聞いたことがあります。

もしそうだったとしても、現代で同じことが起こる、つまり国民全員を熱狂させ国全体を暴走させるなんてことが起こることはありえません。

 

それよりも、日々報道されるこういった痛ましい事件を解決させるほうが大切です。

 

 

小中高、そして職場にはいじめがあり、大学にはない、もしくは少ないそうです。

この違いは、同じメンバーで固まっているかどうかです。

(大学は授業ごとに参加者が違うので、クラスという概念が希薄)

 

これは、個人の意識の問題というより、人とはそういうものだ、ということです。

 

かといって、今の小中高のクラスを自由参加にするのは現実的に無理です。

だから、放っておいたら必ずいじめがある、いくら気をつけても発生する、と思っておいた方が良い。

 

だからカメラや警察など外部要素を取り入れる必要があります。

 

私は、現在の法律でもっとも望んでいるのはこの部分です。

国会議員の方にぜひとも届いてほしい。