きっちりかっちりしている人と、ゆるい感じの人っていますよね。
人のタイプなんで、善悪の問題ではなく、いろんな人がいるね、という範疇です。
でも、ある分野においては、最低限ちゃんとしていないと大変なことになる、ということがあります。
お金です。
最近は、キャッシュレス決済もだいぶ普及してきて、現金に不便を感じる私にとってはうれしい限り、、なのですが。
そもそもキャッシュレス決済って、現金以外の決済方法の総称です。
一昔前までは、ほとんど同義でクレジットカード。
(だから、一昔前まではキャッスレス決済という用語もあまり使われていませんでした)
いまでもクレジットカードはキャッシュレス決済として使われていますが、その他にもSuicaに代表される交通系ICや、PaypayなどのQR決済、他にもiD、QUICPay、Apple pay、Google payなど、さまざまなキャッシュレス決済が乱立しています。
これらサービスが普及して、お金に関してゆるい感じの人にトラブルが発生しています。
当然です。
キャッシュレス決済は、クレジットカードに紐付けることができて、クレジットカードはあと払いだからです。
決済してから実際の支払いまで1ヶ月以上あるのも普通です。
今更ですが、クレジットカードは、その時点でお金を持っていなくても決済ができる仕組みです。
そして、キャッシュレス決済普及によって、その決済方法の選択肢が増えたし、利便性もあがったのです。
私の知人に、まさにこのトラブルに巻き込まれている人がいます。
今月末のクレジットカードの支払いが困難。
また、家賃などは今でもほとんどが即時決済、つまり現金か銀行残高がないと支払えないので、まさに崖っぷちです。
ここで、信頼ある人にお金を借りることはもちろんできますが、そのお金をどのように返済していくか、という計画を建てられるはずもありません。
だって、そういった計画性がある人だったらこんな事態に追い込まれていないでしょうから。
そして、お金に関しては至極まっとうな企業でも、リボやスキップ払いというぼったくりの仕組みをすすめてきます。
◆
自身がお金に関してゆるい、と感じるならば、あと払いのクレジットカードは絶対に持ってはいけません。
ただ、現代おいてクレジットカードを一切使わないというのも結構難しい。
そういう人は、デビットカードです。
最近は、キャッシュカードにデビット機能がついているものがあります。
これですと、即時決済なので、残高がなかったら決済できないという健全なブレーキがかかります。
また、その他の電子マネー系は、すべてチャージして使う方式に変更。
チャージ元の金融機関の残高がなくなったらチャージができない、つまり電子マネーも使えない、というこれまた健全なブレーキがかかります。
そういうのが面倒という人がすべて現金にする、というのもどうかと思います。
それは、現金の管理がもっとも難しいからです。
今財布に入っている現金、いくらか把握していますか?
現代であれば、銀行やクレカの明細をとりこんで、ほとんど自動で家計簿をつけてくれるサービスがあります。
これを使えば、収支はもちろん、支出の内訳や各月の平均額もわかります。
最初に設定しておけば、自動なのでゆるい人でも大丈夫です。
これをうまく機能させるためには、登録数を限りなく少なくすることです。
理想はクレカ1枚、銀行1つです。
キャッシュレスでもトラブルにならない。
そんな工夫をしなくてはいけない人もいます。
あなたはどうですか?