日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

【セール中】MODO BASS 2を買いました

 

ソフトウェアのセールは、割引率がバグってますよね。

通常なら6万円近くするのに、今は1万5000円弱。

ソフトだから、安くしやすいんでしょう。

 

MODO BASSは、初バージョンですぐに有名になりました。

ベース音源といえば、SpectrasonicsのTrilianが有名です。

 

 

さすがに老舗メーカーだけあって、品質が良い。

ただ、難点が2つあります。

 

一つは、容量がでかい。

もう一つが、ソフトが重い、ということです。

 

容量に関しては、30GB以上あります。

大したことないじゃないか、と思うかもしれませんけど、私にとっては大きすぎます。

ソフトの重さはすごくて、DAWで再生するときに、Trilianを挿しているトラックだけがなってない、なんてこともあります。

高スペックなパソコンなら問題ないのですが、軽いに越したことはない。

 

その難点をクリアしたのが、MODO BASSです。

Trilianが、実際の音をサンプリングしている(だから容量がでかいのは当たり前です)のに対して、MODO BASSはフィジカル・モデリングを採用しています。

 

フィジカル・モデリングというのは、つまるところ人工的に音をつくっているということ、だから容量は300MB未満と、驚異的な小ささです。

 

フィジカル・モデリングは、容量の小ささだけでなく、ソフトの軽さも特徴です。

ソフトの重さの要因がサンプル読み込みの時間にあるとすれば、これは当たり前のことですね。

 

バージョン2になって色々と進化していますが、最も大きな進化は、ウッドベースがラインナップされたことでしょう。

これまで、ウッドベース以外はMODO BASS、ウッドベースだけはTrilianという人も多かったのではないでしょうか。

 

 

MODO BASSに限らず、奏法がいろいろあるソフトシンセは、キースイッチという機能が採用されています。

 

キースイッチ KeySwitch DTM用語集・辞典

 

操作したことがある人なら、これがいかに面倒かよく知っていると思います。

 

最近のDAWソフトは、キースイッチをMIDIで打ち込むのではなく、MIDIデータそのものにコマンドで指定することができるようになりました。

 

私のメインシーケンサーであるStudio Oneも「サウンドバリエーション」という名前で、同機能を実現しています。

 


www.youtube.com

 

この機能を使う場合、PreSonus純正のソフト以外は、最初に設定(アサイン)が必要ですが、最初の1回だけとはいえ、やっぱり面倒です。

 

しかし、世の中には素晴らしい人がいて、この設定ファイルを無償で配布してくれている人がいます。

 

Studio One 5の新機能「キースイッチ」とプリセットの配布|M.A.SERVANT

 

Studio Oneのバージョンが5で、MODO BASSのバージョンも1.5で、最新とはずれていますが、問題なく使えます。

配布だけでなく、設定方法まで親切に書いてあります。

素晴らしいですね。

 

MODO BASS 2のセールは、今のところ3/1までのようです。

おすすめですよ。

 

ちなみに、DAWソフトはやっぱりStudio Oneがおすすめです。