日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

想像力が乏しいのかな、と思う人の発言を聞いて憤った話

先日、ある番組の録画を見ていました。

(内容は正確ではありませんが、趣旨は以下のような感じです)

 

芸人A:

世間の自分に対する好感度が高すぎて、好感度を下げないような自分でいないといけない、ということがストレスになっている。

 

これに対して、複数の共演者がアドバイスチックなことを言うという中で、ある人がこう発言しました

 

ある人B:

自由でいいんじゃない?

 

その場では、「そうかー」みたいな感じになっていましたが、私はかなり疑問でした。

 

 

芸人Aさんのことをちょっと調べると、幼少期はかなりの極貧生活だったようです。

その後、いろんな経緯を経て、今では知名度、好感度ともにとても高い。

 

一方、芸能人は一つの出来事で干される恐ろしい世界。

それが正しいかどうかは別として、干されるのを避けたいのは当たり前です。

 

特に芸人Aさんは貧しい幼少期を過ごしているので、仕事がなくなり、貧しい生活に逆戻りするのは絶対にイヤ、と思う気持ちは人一倍強いのかもしれません。

 

そのAさんに対してのBさんのアドバイスが、「自由でいいんじゃない?」。

いかがなものでしょうか。

 

はっきり言って、誰でも自由でいたいと思っているでしょう?

合法の範囲で、だれにも迷惑をかけないのならば、自由に生きるのが一番ストレスフリーです。

だから、自由でいいんじゃない、なんて今更アドバイスされなくたって、「わかっとるがな」ということです。

 

自由にしたいけど、過去の体験や自身の癖で思うようにいかない、ということが前提です。

 

「自由でいいんじゃない」なんてBさんが発言できるのは、自由でいたいけど、その勇気が出せない、という人のことが想像できない証拠です。

 

私だって、極貧の過去はありません。

でも、想像くらいはできます。想像さえすれば、そんな軽はずみなアドバイスはしないし、失礼とさえ思います。

 

と、久しぶりにちょっとした怒りを感じた発言を聞いたので、書いてみました。

みなさんはどう思いますか?