最近のソフトシンセは、本当に音が良いですね。 今回取り上げたAddictive Drums2も、非常に良い音です。 またこのソフトの特徴は、なんといっても軽いことです。動作も軽いし、インストールに必要な容量も小さい。 対抗馬であるBFDが100GBくらいあることを考えると、音に多少差があってもこちらを選んでしまいます。
さて、このソフトの不満な点があります。 それは、プリセットの保存に関してです
自分の理想に近いKitを選んで、各パーツをカスタマイズし、自分用に保存、ということは日常でよくやることです。 この自分用のプリセットを、バージョン1ではファイルでエクスポート、別のアカウントのAddictive Drumsにロードして使えていました。
しかし、最新のバージョン2では、同じアカウントのみ使用、しかもクラウドシンクのみでファイルエクスポートはありません。
Kitをコピーではありませんよ、Kitの中身の設定です。 多分不正コピー防止的な意味合いがありそうですが、Kitを購入し持ってさえいれば、その設定コピーが不正とはならないでしょう、お金を出して買っているわけですから。
このソフトは、同一アカウントでインストールが2台までですので、3台目以降は自分のコンピュータであってもプリセットを読み込めません。
繰り返しますが、正規でソフトを購入し、Kitもプリインストールされたものや正規で購入したものをお互い持っていていも、その中の設定はコピーできないのです。
無理やりやろうとするなば、Edit画面をスクリーンショットにとって、画像を見ながら手作業でパラメータを設定する、というデジタルなのかアナログなのかよくわからないことをしなくてはいけなくなります。
これは、こっち方面で仕事をしている私としては非常に困る仕様で、最近はそれもあってバージョン1を使っています。
XLN Audioさん、改善お願いします・・・