オシャレが苦手だ。
苦手というより、あまり興味がない、といったほうが近いかもしれない。
服装や、髪型など全般にかけてそうである。
オシャレには、これといった決まりはないし、マニュアルもない。
パッと見た感じ、良いものはOKで、よくないものはダサい。
しかし、見る人によって違うので、一概にランキングなどをつけられない。
自分の仕事は音楽だが、そういうところは音楽と似ている。
音楽、オシャレに限らず、芸術要素があるものは大体そうであろう。
オシャレが苦手という意識があるから、服を選んだり、コーディネートを決める際は、ほとんど人任せにする。
妻だったり、信頼のおける店員だったり。
ここからだ。
例えば、アパレル店員(いわゆる、その道のプロだ)のすすめたとおりの服、コーディネートで友人にあった時に、聞いてもいないのに
「その服、なんか違うね、、、」
といった類のことをいう人がいる。
例えば、美容師(いわゆる、その道のプロだ)のすすめたとおりの髪型にてもらって友人にあった時に、聞いてもいないのに
「なんかその髪型変ね、、、」
といった類のことをいう人がいる。
服が似合わない、髪型が変、、、
こういったことを、聞いてもいないのに口に出来る人は、その方面で相当の自信があるということなのだろうか。
そう思う理由は、前述のとおり、オシャレにはマニュアルがないだけに、センスのみで決まるからだ。
つまり、その服装や髪型を選んだ人より自分の方がセンスがある、ということを言っているのと同じだ。
上記の場合、その服や髪型を選択したのが当人なのか、別の人なのかに関わらず、自分の方がセンスがある、ということになる。
そんなことをよく堂々と言えたものだと思う。
どんな分野であっても、センスを問われるようなことの場合は、そんなに自信を持って言うことは、少なくとも自分にはできない。
そのかわり、個人的感想なら問題ないと思う。
「その服、自分には似合わないだろうな」
「その髪型、自分には合わないだろうな」
なら、言われてもさほど不快感は無い。
ちなみに、
良い方の意見、例えば
「その服似合ってるね」
「その髪型いいね」
なら、特に問題ないと思う。
なぜなら、誰も傷つかないからだ。こう言われて不快な人はあまりいないと思う。
逆に、マイナスのことを言われると、人によっては傷つくのだ。
その傷が、根拠の無い自信からうまれた発言によってつけられたものだとしたら、大きな理不尽だと感じる。
人のオシャレに色々ものをいう人、言い方に気をつけてみてください。
個人的感想だということをしっかり伝えないと、その人を傷つけ、また、あなたはセンスがある人間だ、とナルシストになってるように見えてしまいますよ。