日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

飲食店での出来事

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※画像は、本文とは関係ありません

 
 
ある日の昼下がり、昼ごはんを食べるために飲食店に1人で入った。
清潔感もあり、接客もしっかりとしている、有名なチェーン店だ。
 
1人だったこともあり、カウンターに案内された。
所定の場所にあったメニューをとり、対して悩むことなく注文を決めて店員に伝えた。
相変わらず素晴らしい接客で、笑顔も程よいし、言葉遣いも良い
 
さて、食べ物がくるまでの間は、店内の色々な所を観察する癖があるので、この日も店内を見回す。
席は80%くらい埋まっていて、どのお客さんも、調度良い音量で話をしているか、本・雑誌の類を読んでいる。
 
前に向き直し、メニューが置いてあるところにふと目をやると、そこにはなんと、ほとんどの人が嫌いな黒光する昆虫の姿を確認してしまった。
季節外れということもあり、動きも遅く、大きさも小さめだった。
 
さて、ここで自分はとてもとても悩んでしまった。
普通なら、ここはどうするのだろう。
 
  1. 大きな声で店員を呼び、店員にも、他の客にも分かるように、その存在を伝える
  2. 店員を呼び、他の客に気づかれない声で伝え、店員に処理してもらう
  3. 自分で全てを処理する
 
ちなみに、選択肢から推測できると思うが、この時点でその存在に気付いているのは自分だけ、という状況だ。
 
怒りっぽい人なら、1だろうか。そのうえ、注文が来るのを待たずに店をあとにするかもしれない。
 
波風立てたくない人は2だろう。このタイプには、その後きっちりと店員にクレームをいう人と、処理してくれるだけで満足、という人もいるかもしれない。
 
そして自分だが、色々考えた結果、3を選んだ。
手近にあったナフキンを数枚取り、誰にも気付かれない様に抹殺し、処理した。
 
なぜこの選択肢を選んだのか。
本当の所はわからず、正直「なんとなく」なのだが、おそらく自分がこの店を気に入っているから、こういう行動をとったのだと思う。
 
自分にとっては大したことではないが、もちろん一般の方にとって飲食店にその昆虫がいることは、相当なマイナスイメージだろう。
しかし、どれだけ注意をしても、出るときは出るものだ。
 
冒頭にも書いたとおり、その店は非常に清潔感のある店だったので、本当に偶然の事だったに違いない。
もし普段から、その昆虫が出そうな雰囲気(?)があるくらい不潔だったら、その後のお客さんのことも思いやって、店員にしっかりと伝えたかもしれないが、この件がたまたまだったのならば、その場に居合わせた他のお客さんも不快になることなく、店員の手をわずらわせることもない3の選択肢を選んだ、ということだ。
 
自分がそのように考えるくらいなので、同じ状況になったときに、自分と同じ選択肢を選ぶ人もいると思う。
その理由が、普段の接客や清潔感に由来するのだとしたら、やはり飲食店の清潔感や接客は、なにはともあれ大切だろう。