日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

ギャンブル、パチンコについて

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ギャンブルは一切しない。
 
学生の頃は雀荘で働いていて、そこでは賭けマージャンをしている光景は何度となく見たが、段々と金銭感覚が狂っていくことが恐ろしくなり、やめてしまった。
その他のパチンコ、パチスロや競馬、競輪、競艇などはやったことすらない。
 
少し前にアスリートの賭博問題は大きな話題となった。
勝負師であるアスリートが、ギャンブルに陥りやすいというのは心理学的にも認められ、アメリカではその対策(ギャンブル関連の演習など)をすでに実施している。
 

ギャンブルの存在は否定出来ない

 
ギャンブルはどう捉えるべきか。
自分の考えではなく、事実だけ見てもそれは否定出来ない。
なぜなら、競馬等「合法な」ギャンブルが既に存在しているから。
 
依存症に陥る可能性の高いギャンブルをなぜ合法としているのか。
それは、違法にしてもなくならないから
それは禁酒法がうまく機能しなかったことと似ている。
結局闇で酒類を製造し、合法の時よりも状況が悪化したという歴史を顧みれば、ギャンブルを違法にしても同じ道を辿るだろう。
だとすれば、しっかりと取り締まることを前提に合法にしたほうが、社会全体としてはプラスだ。
 

現在のパチンコ産業のあり方はおかしい

 
数あるギャンブル中でも、その経済規模が格段に大きいのがパチンコだ。
その市場規模は、バブル期より若干減ったものの、いまだに20兆円を超える。
ちなみに、家電小売業の市場規模は7兆くらいなので、いかにその規模が大きいかが分かる。
 
しかし、このパチンコ、実は法律上はギャンブルではない。
パチンコに行ったことのある人なら誰でも知っていると思うが、パチンコの勝ち分は特殊景品としてもらい、そのパチンコ店とは建前上関係無いとされる、隣に設置されている古物商の認可をもらった店(要は質屋)で、その特殊景品を換金する、という三店方式をとっている。
 
パチンコをギャンブルと思っていない人はいないし、景品換金所を質屋だと思っている人もいない。
つまり、これはグレーゾーンですらなく、明らかにギャンブルだ。
 
パチンコ自体がいけないと言っているわけではない。
なぜ国は、競馬や競輪などちゃんと合法として認められているギャンブルと同じようにパチンコも扱わないのか。
見て見ぬふりもここまでくれば呆れてものが言えなくなる。
 
予想するに、その経営者が韓国系の方が多く、それによる「微妙な問題」があるのだろう。
しかし、ここまでインターネットが普及したら、パチンコ業界がスポンサーに付いているマスコミには言えない情報も簡単に拡散する。
 
国はこれをどう捉えるのか。
もう国民を騙せる時代は終わったことをプラスと捉えるのかマイナスと捉えるのか。
国会議員の資質が問われる。
 

現在のパチンコ放置は、舛添氏と同じ

 
最近都知事選の話題が多い。
違法ではないが適切ではない、という行為が元でやめさせられた舛添氏につきつけられたのは、その資質だ。
現在の国会議員が、パチンコはギャンブルではない、と考えるのならば、それは虚偽ではないが適切とは到底言えない。舛添氏と同じく、その資質を糾弾されるべきだ。
 
繰り返すが、パチンコをなくせと言っているわけではない。
しっかりとした位置づけ、そのための法整備をするべきだ。