新年あけましておめでとうございます。
今年も、ほぼ休むことなく更新していいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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早速昨夜の紅白に関する記事が出ている。
ひねくれ者の自分は、この記事をこのスピード感で仕上げたライター、その周りの人は、大晦日から元旦にかけてやすんでいないのだろうな、ということをまず先に考えてしまう。
それはさておき。
嵐の相葉氏がグループとしてではなく個人としてソロに初挑戦した感想がこの記事だ。
本人に会ったわけではないし、紅白を生で見たこともないので、推測でしかないが、紅白の司会というのは、おそらく想像を絶する緊張を強いられるだろう。
年越しの楽しみ方が多様化したこともあり、以前ほどの視聴率にはならないとはいえ、抜群の認知度を誇る人気番組には違いない。
それはつまり、カメラの向こうに、嵐ファンもそれ以外の人も、かなりの数がいるということだ。
さらに出演者。多くのアーティストにとって、やはり紅白は特別なものだろう。これも以前ほどではないが、紅白に出れば一人前、という言葉もあるくらいだ。
それだけの思いを込めて紅白に臨むアーティストを丁寧に、そして楽しく紹介するのが司会の役目だ。
そして、その緊張感を感じざるを得ないくらいしっかりとしたリハーサルもある。
緊張していて、それを見せない難しさ
これで緊張感がないわけがない。
しかし、エンターテイメントの世界は、その緊張感を見せないのが美徳だ。
つまり、かなり緊張しているにも関わらず、緊張感はオモテにだしてはいけない、または最小限に留める。
これは大変な仕事だ。
紅白もそうだが、年末年始のイベントは年に一度しかないものが多いので、慣れるのは不可能。
故に、上述した緊張、緊張感は避けられないし、恐らくだがそれこそが年末年始のイベントを特別なものに押し上げているのだろう。
人間が勝手に決めた暦で、それに基づいた節目だが、せっかくこの節目があるので、こういった緊張、緊張感を感じるのには良い機会かもしれない。
去年の目標が何だったか?
ところで、今年の干支は酉(とり)だ。
年末年始は、干支にちなんだコンテンツを多く目にするので、今年の干支を忘れる人はあまりいないが、一方3月くらいになると、「今年の干支は何?」というのがクイズで出題されるくらい忘れ去られている。
干支は、忘れても構わないし、大した損害もない。
しかし、個人や組織が決めた、今年の目標は、同じようなことになっていないだろうか。
2016年の元旦で目標を決めた人の中で、それをすぐに言える人はどのくらいいるのだろうか。
それを言えない人は、間違いなくその目標を達成できていない。
もし目標を忘れていて、メモかなにかで思い出して、結果的にそれを達成できていたとしたら、それは目標設定に問題がある。
目標を忘れても達成できることは、目標としては不十分だ。
今年の目標を定めたら、それを達成するための第一歩は、その目標を「忘れない」ことではないだろうか。
だとしたら、目標を忘れないこと、も今年の目標とセットで設定すべきかもしれない。