今日はクリスマスイブです。
昔から、こういう華やかなイベントが少し苦手で(嫌いではなく)、音楽関係の仕事でクリスマス要素が入ることはあるものの、自宅には特にクリスマス色はありません、、、でした。
しかし、今はそれなりに(あくまでそれなりですが、、、)クリスマスっぽくなっています。
なぜか。
それは子供がいるからです。
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サンタクロースっていつまで信じてた?という鉄板の質問がありますが、私は小学校4年生です、と即答できます。
なぜそう明確に覚えているかというと、年も明けて少し経った頃姉と何かで(どうせくだらないことですが)口喧嘩になり、その中で姉が、口喧嘩に勝ちたいという理由だけで、サンタクロースの正体をバラす、という暴挙に出たからです。
つまり、口喧嘩の内容に全く関係なく、突然サンタの正体をバラしたわけです。
ちっちゃい人間です、、
私のような、そういった曲がった経験がなければ(ほとんどの人はないでしょうけど)、基本的にクリスマスは子供にとって楽しい、愉快な、大好きなイベントでしょう。
子供は、友達などからサンタ・クリスマスというワードを聞きつけてくるので、いくらこっちが無関心でも、否応なしに子供の頭の中はクリスマスでいっぱいになります。
親としてはそれには応えたいですよね。
ということで大きなソックスを用意し、サンタさんからプレゼントしてほしいものを聞き出し、それをこっそり買いに行く、という日本全国の一般家庭で当たり前のように行われていることに自分も従っています。
若い頃は、そういったありふれた過ごし方に若干の反発心や抵抗があったのですが(若気の至りですねぇ)、ありふれていることには、ありふているだけの理由があるみたいで、今は反発心は抵抗はほとんどなく、むしろちょっと楽しんでいます。
ちなみに、若い頃海外にいた際に迎えたクリスマスは、日本とは全然違う雰囲気でした。どちらかと言うと日本の元旦に近い雰囲気で、荘厳。
ドレスアップして、教会に行って祈りを捧げる、という雰囲気は、日本の派手なクリスマスイベントとは違って興味深かったです。
もちろんどちらが良い・悪いというものでもないし、世界中のクリスマスを見たわけではありませんが、色んなクリスマスがあって良いのでしょう。
私は基本地味な人間(だと思う)なので、今年も平穏にクリスマスを迎えられた、というだけで幸せを感じることが出来ます。
村上春樹さんがいうところの、「小(さな)確(かな)幸(せ)」というやつですね。
とりあえず、口喧嘩の結果サンタの正体をバラすという低次元な行為だけはみなさんやめましょう。
そんな人いないか・・・