日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

成人式のニュースを見ながら

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www.yomiuri.co.jp

 

ここ数年は、毎年恒例となったこの類のニュース。

こういったニュースを自分なりに捉えてみたい。

 行政が考える成人式

まず、成人式とはどういったものなのか。

行政側は、成人式にたくさんの新成人を参加させたいと思っているだろう。

且つ、厳粛な雰囲気の成人式が良い成人式だ、という価値観も持っている。

つまり、たくさんの新成人が参加する、厳かな成人式を目指している。

新成人が考える成人式

新成人はどう考えるか。

おそらく参加しないといけない、と思っている人はそんなに多くない。

それはシンプルに、参加してなんか得があるの?という考え方だろう。

ちなみに、自分も成人式にはいかなかった。

とくに行く必要性を感じなかったからだ。

 

もちろん行きたい人もいる。

しかし、その中に、厳粛な式を望んでいる人がどれくらいいるかは疑問だ。

それも理由は簡単で、なぜ厳粛にする必要があるのかわからないからだ。

正直、自分もわからない。

 

捉え方が、成人式を開催する方(行政)と、参加する方(新成人)でずれている

とにかく双方に価値観の相違があるので、うまくいかない。

おそらくこういった相違は昔からあるのだろうが、最近は大人の言うこと、やることを素直に聞いておけば良い、といった風潮も薄れつつあるので、その結果がこういったニュースに表れるのだろう。

 

ではどうすればよいか。

行政側の対策

まず、行政側は、無理に参加者を増やす努力をやめたほうがよい。

厳粛な雰囲気で成人式をしたいという意向はそのままで良いと思うが、それを踏まえた人のみが集まれば良い、というスタンスにすれば良い。

もし参加者を増やしたいのならば、現代の新成人あたりの心をつかむイベントにするための傾向と対策をしっかりするしかない。

しかし、そのプロセスは果たして行政が時間を割いて行うべきものかどうかは甚だ疑問だ。

新成人は固定概念を失くす

それから、新成人の方。

成人式を同窓会の拡大版、と思っている人も多いようだが、今のところそういったものではない(そういったものは主旨でない)らしいので、その内容を見て興味がなかったら参加しないことだ。

成人式に参加しなくても、人生は1mmも変わらない。もし変わったとしても、それが良い方向へかどうかはだれも保証できない。

 

このニュースでは喧嘩がおこったらしいが、喧嘩をしたい人が行く場所は成人式ではなくて、格闘家になるためのジムや道場だろう。

 

トラブルはいつも価値観の相違で起こる。

それを避けるためには、お互いに距離を置いて、相手に強要しないことだ。

行政側は、全ての新成人に厳粛な雰囲気を強要すべきでない。

新成人は、成人式に楽しい式を求めるべきでない。

 

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