0.02%って、ほぼゼロということですね。
マイナンバー制度自体には反対ではありません。むしろ賛成です。
普及しないのは、制度自体が悪いのではなく、別の要因で負の連鎖が起きているからだと思います。
知らなかった
まず、告知が行き届いていない。
上の記事を見て、初めてマイナポータルの存在を知りました。
知ってましたか、皆さん?
マイナンバーを取得した人に対して、窓口で必ず案内をするように徹底する、などしているのでしょうか。
私は比較的早い時期に取得したので、もしかしてその頃にはなかったのかもしれませんが、記憶にはありません。
私のような人に対する後日フォローもありません。
利用者登録が難しい
現代ではあらゆるWebサービスで、アカウントを作成します。
そのおかげか、私もアカウント登録はかなりのスピードでできるようになりました。
最近は、GoogleやFacebookといった多くの人が使っているアカウントでログインできるようなサービスもあり、登録アカウントがどこまでも増えていくことがないような対策も(すこーしだけ)取られているようですね。
そんな私でもマイナポータルの利用者登録はわかりません。
これが、利用者登録の案内。
ICカードリーダライタ、、、持ってませんね。
じゃあ2次元バーコードか、と思ってiPhoneで読み取ると、なんとGoogle Playのサイトへ。
iPhoneは非対応?
それから、パソコン上で登録はできないの?
これまでさまざまなアカウント登録をしてきましたが、登録するのにこんな制約があるのなんて初めてです。
マイナンバーは、まさしく老若男女問わず誰でもに対応する方向で開発を進めるべきでしょう。
これだけiPhoneを使っている人が多い中で、まさかiPhone非対応。
PC離れ云々言ったって、いまだにパソコンを持っている人は少なくないはずです。
正直、とてもお役所仕事っぽさを感じます。
こんなシステムの構築は、民間であればひょいひょいやってのけます。
周りはそんなサービスばかりですからね。
我々の税金を使っているのだから、ちゃんとしろ、という言い方は嫌いですが、このシスムテは、そういったことを度外視してもダメすぎます。
老若男女に対応するのならば、iOS、Android、Windows、mac、それから紙の郵送での手続きまで対応するべきでしょう。
というか、100億円かければ、そのくらいできるんじゃないでしょうか。
せっかくのマイナンバー制度が、こういうことでまたマイナスに見られるのは残念です。