昨夜は某所の花火大会に行っていました。
花火は素晴らしいのですが、あの混雑はやっぱり疲れますよね。
混雑のピークはもちろん、花火終了直後です。
最寄りの駅が大混雑に陥ります。
電車もホームも駅もキャパシティがあるので、警察官による入駅規制が敷かれます。
3,4方向から駅に続く道をローテーションで規制します。
これは合理的な方法ですが、昨夜はそこに問題か発生しました。
駅正面の道が最も混雑したので、すぐに閉鎖され、警察より迂回するように誘導されました。
迂回した後に入駅を待っていると、なんと正面の道が開いたのです。
迂回させられた方が規制されて、あとで正面の道にきた人が先に入駅しています。
ただでさえ暑くてイライラしているので、それをみて「どういうことだ!」と叫び声が。
一人が言い出すと熱狂に変わっていきました。
少なくない数の警官があつまって事態の沈静化をはかって、なんとかおさまりました。
しかし、あれはたしかに規制の方法がおかしい。迂回させるのならば、全員させないと、不満が出るのは当然です。
かといって、警官に罵詈雑言を浴びせるのも良いとは思いませんが。
花火大会は楽しむためにあるもの。
運営側も見る方も譲り合い、歩み寄りの気持ちを忘れないようにしないと、大会自体がなくなるという悲しい結果になります。
これは極端な話ではなく、昨年まで何十年も続いていた近所の花火大会が昨年で終了、となりました。
原因は、花火大会の観覧者か、近隣幼稚園の所有する花畑に入って花を踏み荒す、という最悪なことが起こったからです。
暑いしアルコールも入るので、こういう騒ぎ方をする人が現れるのかもしれませんが、これは何があってもダメです。
これをもって大会中止もやむを得ない。
せっかくのまつりごと、みんなでささえあいたいものです。