生命保険って入ってますか?
私は入っているんですが、、、正直契約内容をちゃんと理解していません。
そして、、、
私の周りで自分が加入している生命保険の契約内容をちゃんと理解している人ってほとんどいません。
この辺は、3大キャリアの携帯電話料金と似ていると感じます。
○○割とか実質○○円とかがごちゃまぜになっていて、月の料金は支払金額で把握しているものの、その内訳を言える人はあんまりいない。
で、いろいろと調べたんですが、そもそも日本人は国民皆保険、つまり全員が会社の健康保険か、国民健康保険に加入していて、その分の保険料を納めています。
これと生命保険の保証内容がもし被っていたら、支払う保険料ってもったいないですよね?
生命保険の方は、保険の営業の方が親切丁寧に教えてくれます。
でも、もちろんそれは商売でやっているから、自分から不利になりそうな情報は言わないはずです(質問されても答えなかったら訴えられると思いますけどね)。
つまり、生命保険の営業の方は、聞かれない限り、会社の健康保険や国民健康保険の保証内容は言わないはずですよね。
これは悪いことではありません。
マクドナルドの店員さんが、たとえ提供しているものがいくら体に悪いものであっても、いちいち教えないのと同じです。
結局、保証内容が被っているかどうかは、会社の健康保険や国民健康保険の保証内容を知らないと把握できません。
で、これに関しては、医療費の3割負担、つまり7割は国が負担してくれる、くらいのことしか知らない人がほとんどだし、実際にそれはお得感満載です。
あと、格安の健康診断とか。
でも、例えば高額療養費制度って知ってますか?
これは、月に高額な医療費を払った場合、「限度額」以上の医療費を国が払ってくれる、というもの。
限度額は、所得に応じて決まり、当然ながら所得が低い人ほど、限度額も低い。
つまり、どれだけ高額な医療費を払うことになっても、所得に応じた限度額以上は払う必要がないわけです。
もちろん、細かいところはいろいろあります。
働き盛りの人が事故や病気なんかで入院した場合、その医療費は上で書いたように支援してくれるものの、その人が稼ぐはずだったお金を保証してくれるわけでもない。
病室を個室にしたいときに、そのオプション代も別だし、病院への交通費も対象外です。
ただ、お金がないから、満足な医療を受けられずもう死ぬしかない、という状況にはならない。
◆
私は、生命保険に加入している人を馬鹿にしているわけではありません。
ただ、万が一大きな病気にかかったとき、お金がなくて治療を受けられないかも、と思って入るのはおかしい、と思うわけです。
それを知った上で加入するのは別に良いと思います。
それは、体に悪いとわかっていてもマクドナルドを美味しく食べる、ということと同じです。
老後のために資産形成を考えている人も増えてきましたね。
日々の生活の中で節約しすぎると、心が荒みます。
だから、節約すべきは固定費です。
保険料は、その第一候補ではないでしょうか。