脱料理した場合、時間としては
- 買出し
- 調理
- 洗い物
が削れます。
しかし、時間だけではなく、削れる費用もあるかな、と考えました。
本気にになれば、もしかして冷蔵庫もいらないし、キッチンもコンパクトにできる。
すると
- 冷蔵庫とキッチンの場所代
- 冷蔵庫代
- 水道代
- 電気代
これらも費用として計算に組み込めます。
フードデリバリーサービスを使ったら、食費が高くつく、と言いますが、本気でやった場合は、もしかして安いかも、なんて思ったりします。
これって、保険の捉え方で起こるミスと似ています。
ここでも書きました。
独り相撲で車を修理する場合、ある人は「だから車両保険に入っておけばよかった」と思うかもしれません。
しかし、それはその場の出費しか考えていないのです。
実際には、車両保険の増額分をすでに支払っているし、もし保険を使ったら等級が下がって、保険料がその後さらに上がるのです。
その車両保険に入ることによる増額分すべてと、実際に修理にかかった費用を正しく比較しないと、車両保険に入るべきかどうかなんてわかりません。
生命保険もしかり。
怪我や病気で医療費がかかって、保険料がおりたら「加入していてよかった」と思う人も多いでしょうが、そのためにこれまでどれだけの保険料を払ってきたのか、これからどれだけ払っていくのか、ということを考えないといけません。
もちろん、自動車保険においての対人、対物は絶対必須の保険です。
支払い総額なんてとても追いつかないほどの請求があり得るからです。
一方生命保険は、高額療養費制度を利用すれば上限があるので、加入に必要性は結構下がるし、不要の人もいます。
なんか最後は保険の話になりましたが、コスト計算はその場でかかる費用にとらわれてはいけない、ということですね。