日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

【失敗】DAWの音を相手に共有しつつ、レイテンシーをなくしたい

オンラインで話すだけなら、LINEでもメッセンジャーでもFaceTimeでもなんでもいいと思います。

 

でも、画面共有までを一つのソフトで終わらせようとすると、Skypeかzoom。

さらに音声共有までとなると、soundflowerとかを使わない限り、zoom一択ですかね。

 

Zoomの専用アプリをインストールすることなく、Web会議に参加する方法 ...
 

DAWのソフトを走らせながら、画面もDAWの音声も共有したい、という設定はできます。

 

famo-seca.hatenablog.com

 

この記事の最後の方に書いているように、DAWの出力設定をZoom Audio DeviceにすればOKです。

 

が、この設定ではめちゃくちゃレイテンシーが発生します。

soundflowerやループバックを使う方法よりも音途切れは少ないので、再生して聞くだけなら良い。

でも、midiキーボードを使ってリアルタイムの打ち込みをしようとすると、かなりのレイテンシーを感じます。0.5秒近くあるような印象。

これでは録音不可能です。

 

このレイテンシーをなくすセッティングはないものかと色々調べてたら、期待大の方法を見つけました。

 

それは、macのAudio midi設定で、複数出力装置を自分で作成する方法です。

 

結果から先に言うと、この方法は失敗しました・・・

失敗を糧に、ということで、その方法を書き留めておきます。

なにか応用が効くかもしれなし、、、

 

① アプリケーション→ユーティリティー→Audio MIDI設定を開きます。

② 複数出力装置を作成します。

f:id:famo_seca:20200508134518j:plain

この画面が出なかったら、「⌘1」を押して表示させます

③ 自分の普段使っている出力(オーディオインターフェイスなど、ここでは内蔵出力になってます)とZoom Auido Deviceにチェックを入れます。

f:id:famo_seca:20200508134826j:plain

音ずれ補正もチェック入れときましょう

ちなみに、「複数出力装置」のところをダブルクリックしたら、名前を付けられます。

zoom_shareとかに変えておいたらわかりやすいかもしれません。

 

③ DAWソフトでオーディオインターフェイスの設定、出力を②で作成した出力装置に変更する。

 

これで、DAWからは、普段のオーディオインターフェイスとZoom Audio Devieの2つに同時に出力されます。

 

で、実際に出力してみましたが、上にも書いたとおりこの方法は失敗でした。

よく考えてみれば、DAW上のオーディオインターフェイスの設定をZoom Audio Deviceにすれば、相手にも自分にも音が聞こえてきてたので、今回の方法を使ったら、少なくとも自分の方には2重で音が返ってくることになりますね・・・

 

 

そもそもzoomでコンピュータの音声を共有にしたら、どういう音の流れになるのか。

 

音を発しているソフト→Zoom Audio Device→ここで分岐

自分

相手

 

となっているようです。

もしこれが

 

音を発しているソフト→自分→Zoom Audio Device→相手 

 

というように拡張されるのならば、DAW上でオーディオインターフェイスの設定を変える必要もないし、レイテンシーもなかったでしょう。

 

まだまだこの戦いは続きそうです・・・