オンラインで話すだけなら、LINEでもメッセンジャーでもFaceTimeでもなんでもいいと思います。
でも、画面共有までを一つのソフトで終わらせようとすると、Skypeかzoom。
さらに音声共有までとなると、soundflowerとかを使わない限り、zoom一択ですかね。
DAWのソフトを走らせながら、画面もDAWの音声も共有したい、という設定はできます。
この記事の最後の方に書いているように、DAWの出力設定をZoom Audio DeviceにすればOKです。
が、この設定ではめちゃくちゃレイテンシーが発生します。
soundflowerやループバックを使う方法よりも音途切れは少ないので、再生して聞くだけなら良い。
でも、midiキーボードを使ってリアルタイムの打ち込みをしようとすると、かなりのレイテンシーを感じます。0.5秒近くあるような印象。
これでは録音不可能です。
このレイテンシーをなくすセッティングはないものかと色々調べてたら、期待大の方法を見つけました。
それは、macのAudio midi設定で、複数出力装置を自分で作成する方法です。
結果から先に言うと、この方法は失敗しました・・・
失敗を糧に、ということで、その方法を書き留めておきます。
なにか応用が効くかもしれなし、、、
① アプリケーション→ユーティリティー→Audio MIDI設定を開きます。
② 複数出力装置を作成します。
③ 自分の普段使っている出力(オーディオインターフェイスなど、ここでは内蔵出力になってます)とZoom Auido Deviceにチェックを入れます。
ちなみに、「複数出力装置」のところをダブルクリックしたら、名前を付けられます。
zoom_shareとかに変えておいたらわかりやすいかもしれません。
③ DAWソフトでオーディオインターフェイスの設定、出力を②で作成した出力装置に変更する。
これで、DAWからは、普段のオーディオインターフェイスとZoom Audio Devieの2つに同時に出力されます。
で、実際に出力してみましたが、上にも書いたとおりこの方法は失敗でした。
よく考えてみれば、DAW上のオーディオインターフェイスの設定をZoom Audio Deviceにすれば、相手にも自分にも音が聞こえてきてたので、今回の方法を使ったら、少なくとも自分の方には2重で音が返ってくることになりますね・・・
◆
そもそもzoomでコンピュータの音声を共有にしたら、どういう音の流れになるのか。
音を発しているソフト→Zoom Audio Device→ここで分岐
→自分
→相手
となっているようです。
もしこれが
音を発しているソフト→自分→Zoom Audio Device→相手
というように拡張されるのならば、DAW上でオーディオインターフェイスの設定を変える必要もないし、レイテンシーもなかったでしょう。
まだまだこの戦いは続きそうです・・・