パソコンで音楽を作るにあたって、よくある質問2つに答えてみます。
目次
楽器ができないんだけど、、、
楽器を習ったことがない。
これまで独学でやったこともない。
そういう人っていっぱいいます。
でも、これと作曲能力は関係ありません。
もちろん、楽器はできないよりできたほうが良い。
ただ、必須条件ではありません。
また、よくある勘違いですが、楽器演奏のうまさと、良い曲を作れるかどうかは全然関係ありません。
もうちょっと詳しく言えば、以前は楽器演奏ができないと、曲を作る事自体が現実的に難しかったのです。
ただ、今はパソコンがあります。
楽器演奏をパソコンが担ってくれます。
パソコンは、絶対に間違えません。
また、曲を作り始めたら結構楽器は上達します。
その結果楽器が弾けるようになった人もいるのです。
楽器が弾ける人が曲を作ったという場合と、
曲を作ってたら楽器が弾けるようになった、
という場合があるということですね。
音楽理論って難しそう、、、
音楽も勉強ですが、小中校で習う、いわゆる机上の学習とは違います。
でも、音楽理論って学校で習う学習に近いイメージですよね?
そういう側面もあるにはあるんですが、もうちょいラフです。
例えば、ドレミファソラシド、という音名は知ってますよね?
この音名そのものだって、立派な音楽理論です。
そもそも、なんで音楽理論って必要なんでしょうか。
それは、音ではなく音楽として成立するためには、ある程度の決まりがあるからです。
その決まりを覚えなくちゃいけないの?と心配になるかもしれませんが、安心して下さい。そんなに難しくないです。
これを読んでいる多くの人は、音楽を普段から聞いている人だと思います。
だから、正しい音、間違っている音というのがすでに叩き込まれています。
もし鍵盤楽器が近くにあったら、ドレミを同時に押してみてください。
また、ドミソを同時に押してみてください。
どちらの方が「正しそうな音」に聞こえますか?
多分、ドミソです。
ドレミの方は、なんか濁って聞こえませんか?
その感覚が音楽の感覚。
これを体系化したものが音楽理論です。
誰かに教えたり説明したりするのに、感覚だけだと伝わりにくい。
だから、その感覚に名前をつけるのです。
今の例だと、ドレミは不協和音、ドミソはCのメジャートライアド、が音楽理論上の呼び名です。
難しそうでしょう?でも音で聞けばたいしたことではありません。
まとめ
今回は準備段階として、よくある2つの質問に答えました。
繰り返しますが、音楽が好きなら、多分音楽をいっぱい聞いてきたはずです。
そうやって培った感覚が作曲には確実に活きてきます。
難しい理論書を完読するよりも、音楽をたくさん聞くことの方が大切です。