ドレミファソラシド話に続いて、コードです。
これは、続けて理解する方が理解度が高いのです。
目次
コードとは
コードって良く聞くと思いますが、そもそもなんだと思いますか?
私の個人的な話になりますが、私は幼少期からピアノを習っていました。
でも、コードなんて習った記憶はありません。
コードという概念を知ったのは高校生の頃。
その頃にギターを手にしたのです。
ギターを弾ける人で、コードを知らない人は絶対にいないでしょう。
話がそれましたが、コードとは日本語で言う和音のこと。
3音以上の音を重ねて鳴らした音のことを指します。
3音以上は4音でも5音でも良いのですが、例えば3音の場合、実際にどのくらいの組み合わせが考えられるでしょうか。
ドからシまでの12音から3音を選ぶ組み合わせの数なので、確率で習った組み合わせで計算(12C3)すると、480通りです。
ただ、その中でコードして成り立ちやすい音は限られています。
試しに「ドレミ」を一緒に鳴らしてみたらわかると思いますが、濁ってスッキリしていません。
「ドミソ」だとスッキリ。
音楽は、この感覚が大切なんです。
成り立ちやすいコードって?
じゃあ、成り立ちやすいコードってどうやってみつけるの?となります。
ドレミは音が濁ってスッキリしていませんでした。
なぜ濁るのか。
多分、音の間隔が近すぎて、グチャッとしているからじゃないか。
じゃあ、1個飛ばしでならしてみよう。
1個飛ばしって?
はい、ここで出てくるのがまたまたドレミファソラシド、つまりCメジャースケールです。
Cメジャースケールの7音を1個飛ばしで3音選ぶ方法を順にあげると、
- ドミソ
- レファラ
- ミソシ
- ファラド
- ソシレ
- ラドミ
- シレファ
となりますね。
この7つのコードが重要です。
スケールと呼ばれるなかで最も重要だったのがメジャースケールでした。
同様に、コードの中で最も重要なのはこの7つのコードで、これら7つのコードのことをダイアトニックコード、と呼びます。
上の箇条書きには番号が振ってありますね。
Cメジャースケールから作られた7つのダイアトニックコードは、実際にその番号で呼ぶこともあります。
「コード進行は1,4,5,1ね」といえば、それはつまり
ドミソ、ファラド、ソシレ、ドミソ
のことです。
あとがき
コードの話は長くなりますが、少しずつにしましょう。
次回は、コードネームについてです。