お金に全然困らない、という人は少ないですよね。
時と場合によっては、節約をしないといけません。
でも、心だけは健全でありたいですね。
そういう場合私は、節約しているその行為を、別の側面から捉え直すようにしています。
例えば、ドライブに行くのに節約して高速道路を使わないようにする。
本当は目的地にサクッと到着するほうが良いでしょう。
でも、節約しなければいけない。
こういう場合、高速を使った場合と同じ時間に目的地に到着するには、早めに出るしかありません。
つまり、必然的に早起きができるのです。
また、下道を通ったからこそ見つかる店景勝地もあります。
スピードの出しすぎで重大事故を起こす可能性も下がります。
節約しているのではなく、こうやってプラスの面に目を向けるのです。
飲食店に関しては特にそうです。
高速道路のサービスエリアは、民営化以前に比べると格段によくなり、美味しい店もふえました。
ただ、下道を通った場合の選択肢を考えたら、その数は随分と少ない。
飲食店に限らず、その場でちょっと気になるところがあったらすぐに立ち寄れるのです。
ものを買うにもそうで、家電で安いものを買って品質がよかったら、良いメーカーを見つけたと喜べるし、品質がイマイチでも、そのことを知れた、と思えばよいだけです。
心の問題は、ほとんどがその捉え方一つです。
死ぬこと以外はかすり傷、とまでは言わなくても、後から振り返ったらなんであんなくだらないことで悩んでいたんだろう、と思う経験は誰にでもあるはず。
若い頃に海外に移住して、結構な年齢になっても定職に就いていない人が日本に比べて多くいたのをみて、就職も選択肢の一つでしかないんだな、と思ったことは忘れません。
節約も同じですね。