日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

子供を危険に晒す、学校のあまりにも柔軟性のない対応

私の知り合いの話。

 

小学校2年の子供がいます。

今日は大雪で路面が凍っているので、徒歩での登校も結構危険です。

 

その子のうちから学校までは徒歩30分。

しっかり防寒して、滑らないように気をつけるよう言いつけて送り出しました。

 

その後学校から、天候を考えて始業時間を遅らせると連絡が。

しかし、その子はすでに学校に向かっています。

携帯は禁止されているので、その子に連絡を取ることはできません。

 

その子は無事に学校に到着。

すると先生がその子に告げました。

 

「始業時間が変わったから、一度帰って」

 

繰り返しますが、学校から家まで通常でも30分かかります。

今日はこの悪天候なので、さらに時間がかかります。

 

一度帰って、ということは、そのあともう一度登校して、学校が終わったら下校するということなので、トータル2往復です。

 

大人でも危険なこの状況で、小学校2年生に2往復(時間にしたら2時間以上)させるってどんな神経してるんでしょうか。

もう学校に着いてるんだから、始業までどこかで待たせれば良いだけです。

 

携帯さえあれば、登校途中に連絡をとって引き返させることもできますが、携帯を禁止しているのも学校です。

 

小学校は義務教育だし、校区が決まっているんで、受験していく学校に行かない限りは学校選択の自由はありません。

つまり、強制的にこの危険を犯せ、ということです。

もうむちゃくちゃです。

 

結局その子は無事に帰宅、そのあと再度登校したそうです。

怪我がなくてよかった。

 

学校関係者の方、自分のアタマでよく考えてください。

子供の安全を守ることは、教育者以前の、人間としての使命です。

始業時間前に来た生徒を学校で待たせるのってそんなに難しいんですか?

今日はこんな悪天候なので、特別に携帯をもたせて良いとか。

ちょっと考えれば、子供の安全を守る方法をいくらでも思いつきます。

 

しっかりしてくださいよ、先生。