日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

マナーを守りすぎることの弊害

何故だかわかりませんが、少なくとも日本では、電車内での携帯通話はマナー違反です。

 

同じ音量で2人で話すのは構わないのに、電話だとNGみたいですね。

 

地下鉄のマナーに関するルール、増加中!? | ソウルナビ

 

お隣の国韓国では、大声でなければ電車内での携帯通話はOKということ。

 

音量には多くの人にとって不快と思われる音量があるから、大声がだめなのは当たり前ですが、ヒソヒソ話レベルですら、携帯通話がマナー違反というのは、つまり音量とは関係なくマナー違反だということです。

不思議に思いませんか?

 

で、携帯通話は基本ダメだとして、2人での会話に関しては、時間帯によって「だめ具合」が違うようです。

 

朝夕の通勤、帰宅ラッシュ時は、話すにしてもヒソヒソ話になりがちです。

一方、昼間は結構穏やかで、まちなかで普通に話している音量でも違和感ないこともあります。

 

あの違いは一体なんなんでしょう。

 

第一要因は、朝夕の通勤、帰宅ラッシュ時は、独りが多いので、話をする空気にならない、昼はその逆ということでしょうね。

 

ただ、朝夕にも2人以上でいるひともいるし、昼間で独りの人ももちろんいます。

 

私が思うのは、その空気感は多数決で統一されるのでは、ということです。

つまり、全体に占める割合が独りの人が多いと、全員が話をしづらい空気に支配される、逆もそうです。

 

でも考えてれば、空気感って個人個人が従わなくてはいけないものでもありません。

 

今はだいぶ減ったと聞きますが、以前はベビーカーの赤ちゃんの泣き声に怒る人もいたようです。

それは、車内があまりにも静かすぎるからこそではないか、なんて思っています。

実際に、まちなかだとそういうクレームはあまりないですよね。

 

電車内のマナーを必要以上に守りすぎると、こういった副作用も起こります。

自然が一番。

程よく話すのなんて別に良いじゃん、くらいの寛容な社会になってほしい、なんて思います。