前回までの続きです。
今回はMNPからです
目次
MNPとは
英語で、しかも省略したら、理解しにくさが倍増しますよね。
日本語で言ったほうがわかりやすいんだったら、日本語の方が良いと思います。
電話番号引き継ぎの手続きです。
わかりやすいでしょう?
要するに、今までの電話番号をそのまま使いたい、という場合にやる手続きですね。
大抵の人はそのまま番号を使いたいと思うので、このやり方を説明します。
MNPの手順
MNPの手続き手順は
- 今使っている携帯会社でMNP番号を発行してもうら
- これから使う携帯会社の契約字にMNP番号を入力する
のたった2つです。
でも、なんか面倒に感じるのは理由があります。
MNPの手続き面倒な理由その1〜猛烈な引き止め
1に関して。
今使っている携帯会社にMNP番号を発行してもらうタイミングは、その携帯会社から別の携帯会社に乗り換える時のみです。
つまり、その手続は解約手続きと同じ意味合いを持ちます。
そりゃあ携帯会社だって商売をやっているんだから、顧客が解約するのは食い止めたいですよね。
だからネット、電話問わず、MNP番号を発行する手続きでは、猛烈な引き止めにあいます。
今解約すると、これだけの費用がかかるし、これまで使っていたこんなサービスが使えなくなるし、今だったら次回機種変時に使えるポイントを5万ポイントあげますよ、とかですね。
でも、実はやっていることはただ一つ、MNP番号をもらう。それだけです。
MNPの手続き面倒な理由その2〜有効期限
1をクリアしてようやくMNP番号をもらうのですが、MNP番号には「取得日を含めて15日間」という有効期限があります。
上で、MNP番号は解約の「意味合い」と書きましたが、MNP番号をもらっただけでは解約になりません。
MNP番号を、2の工程である乗り換え先の携帯会社契約時に入力して契約を完了した時点で、解約となります。
つまり、旧携帯会社解約と新携帯会社の契約がまったく同じタイミングだということですね。
MNP番号の有効期限内に乗り換え先の携帯会社の契約が終わらなかったらどうなるか。
MNP番号は無効となり、解約もされず、そのまま今の携帯会社との契約が継続されることになります。
MNP番号の取得はどこで?
上に書いた手順をアタマにいれておけば、あとはMNP番号をもらうだけです。
「<今の携帯会社> MNP」でググれば、やり方はいっぱい出てきます。
猛烈な引き止めに負けないようにやりきりましょう。
くわえて気をつけたいこと
乗り換え先の携帯会社契約時にMNP番号を入力する、ということは上で書きましたが、その際に条件があることが多いようです。
それは、「最低でも有効期限まで〇〇日以上残っているMNP番号でないとだめ」というものです。
MNP番号自体が15日の有効期限ですから、〇〇日は15日よりは少ないのですが、例として例えばそれが10日以内だったしたら、MNP番号から契約まで5日以内にしないといけない、ということになります。
この手順で引っかかる人が多いのです。
10日というのは一つの例ですが、意外とそのくらいの設定のところが多い。
だから、MNP番号発行時にいくら引き止めにあっても、ぜったいに乗り換える、という自身がある人は、MNP番号取得よりも前に乗り換え先の携帯会社の契約書を取り寄せていたほうが良いわけですね。
終わりに
移行手続きも終盤にさしかかりました。
最後までめげずに(?)しっかりやりましょう。