日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

年を重ねるということ

私のある知り合いの情報が、SNS通じて入ってきました。

スピリチュアル系のセミナーにどんどん参加してはまっているそう。

年を重ねると、経験からしてもはまったものから抜け出すのは難しい。

 

誤解がないように先に書きますが、私はスピリチュアル系の方々を否定しているわけではありません。

直接的に誰かに迷惑をかけているわけでもないし、法律もやぶっていない。

自由の範疇です。

 

ただ、私個人としてはスピリチュアル系の生き方、考え方は理解できません。

類は友を呼ぶというくらいなので、私の周りにはそういった方は全然いませんでした。

 

しかし、年を重ねていくと、事情が変わります。

そりゃそうですよね。

人間関係、住んでいる環境、職場での地位、家族。

年を重ねれば重ねるほど、各々の違いが大きくなってきます。

 

私がよく知っている人は、いつまでも自分とほぼ同じ価値観を共有している、というのは幻想。

だから、私の知り合いがスピリチュアル系のセミナーに参加しても、十分にありえることなんです、経過している年月を考えれば。

 

私は、個人個人は違う生き方、考え方で良いと思っています。

ただ、それとわかり合うのは別です。

違うな、と思ったら、スッと距離をおきます。

合わせる必要はありませんが、距離が近すぎると歪みも生じるからです。

 

そうやっていろんな知り合いと距離をおくようになり、今でも自分の身近にいてくれる人が、本当の意味での友人なんでしょう。

だから、友達は多ければ多いほど良い、とは思わないし、思えないんです。

 

私には理解できない。

でも存在否定はしない。

それで良いと思っています。

 

 

また一人距離をおく知り合いが増えました。

それはほんの少しさみしいことですが、目の前にある、小さな、確かな幸せを感じ続けるためにはどうしても避けられないことなんだ、と自分を言い聞かせています。