【特集】「USB 3.0」=「USB 3.1 Gen 1」=「USB 3.2 Gen 1」? すぐ分かるUSBの「Gen」表記ルール - PC Watch
パソコンまわりの規格って、昔からこんな感じで、嫌がらせのようにわかりにくい。
私が覚えている一番古い規格名問題は、光学メディアです。
といってもこれは、規格名だけだなくそもそも規格自体が乱立している問題ですが・・・
- DVD-R
- DVD+R
- DVD-RW
- DVD+RW
- DVD RAM
- DVD-R DL
- DVD+R DL
- CD-ROM
- CD-R
- CD-RW
すごくないですか?
もちろん今はだいたい統一されています。
規格が乱立しているときは、パソコン本体がどの規格に対応しているかを調べなくてはいけなかったし、そしたら当然のごとくいくつかの規格に対応しているもの、ほとんどの規格に対応しているもの、そしてすべてに対応しているものが出てきます。
マルチドライブとか、スーパーマルチドライブとか言っていたと思います。
冒頭記事のUSB規格に似ていますね。
- Hi-Speed USB
- SuperSpeed USB
- SuperSpeedPlus USB
- SuperSpeed USB 20Gbps
ややこしい。
規格乱立ではなく、表記がなんでこんなに面倒なの?というものにWi-Fiがあります。
- IEEE 802.11a
- IEEE 802.11b
- IEEE 802.11g
- IEEE 802.11n
- IEEE 802.11ac
まず接頭の「IEEE 802.11」は全くおなじなので不要です。
で、それを除いてもa,b,g,n,acとなんの想像もできない表記。
Wi-Fiはこの問題を受け止めて、「Wi-Fi6」といった数字に変わりました。
数字が大きいほうが規格が新しいのです。
これです、これ。
USBも「GEN」なんてわけの分からない規格名をつけるんじゃなくて、数字だけにすればよいんですよね。
大きければ大きいほど規格が新しい。
今後はこれで統一してほしいと思います。
スーパーとかプラスとかGENとかつけたら、大変ですよ。
スーパーとプラスのどっちが新しいかなんてわからないし。
パソコンはその昔、エンジニアやプログラマーなど一部の人達のツールでした。
Windows95でGUIが生まれ、広く一般の人が使うようになってもう20年以上経過しています。
製品名ならまだしも、マニアックな規格名には意味がないことを業界は学ぶべきでしょう。