続き
高齢男性が運転していた車が側溝に脱輪して困っているところに出くわした私。
近所の人数人も集まってきました。
私は当然ロードサービスを呼ぶのかと思いきや、ちがいました。
皆んなで力を合わせて車を持ち上げよう、と。
ある程度の都会に育った私には無い発想。
餅は餅屋じゃないのか、、、
こんなところで非効率を叫んでも意味はなさそうだし、そこに集まった人の中で私は1番年下なので、そういうことを言える雰囲気でもありませんでした。
脱輪した車は軽自動車でしたが、それでもなかなかの重さです。
せーの、の掛け声で男3人で持ち上げようとします。
なかなかうまくいきませんでしたが、板や鉄板などを駆使して、40分くらいで救出成功。
雨の中40分なので、汚れるし濡れるし、なかなか大変でした。
うまくいった時は喜びの空気に包まれました。
◆
皆んなで力を合わせて問題を解決すると言うのは気持ちが良いものです。
でも、私はやっぱり合理的に物事を考えたい。
今回はうまくいきましたが、素人が集まったってうまくいかなかった可能性もあったし、作業中に誰かが負傷することだって考えられたわけです。
これも一種の感動ポルノなのかな、なんて思いました。
いや、私も感情を持つ人間なので、嬉しかったんですよ。
一緒に作業した人たちに対する批判ではなく、冷静に考えてみたら、という一般論です。
何はともあれ、良かったです。