日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

オリパラは、見ないといけないの?

知人の話。

両親が、オリパラを見ろと命令してくるそうです。

 

不思議です。

オリパラは素晴らしい大会だと思いますが、義務ではありません。

 

そして、もっと疑問なのは、パラリンピックについて。

「障害を持っている人が頑張っている姿を見て感動する」

と言うらしいですが、、、

 

なにか違和感があります。

パラリンピックって、障害者に対する差別をなくす、という趣旨はあっても、障害者に対する同情を買う大会ではないはずです。

 

というか、その考えそのものが差別ではないでしょうか。

 

 

障害者と健常者は違います。

だからこそ、オリンピックとパラリンピックが分けられています。

これは、差別じゃなくて区別です。

 

一方、障害者はみんな可哀想、という発想は差別です。

健常者でも障害者でもいろんな人格の持ち主がいます。

 

同様に、障害者「だから」頑張っている姿を見るべき、というのはおかしいと思います。

 

パラリンピック出場者に対するインタビューで、障害を持っていることによる苦労とかを聞かれると、不快に思われるのではないでしょうか。

その時点においては、障害者である前に、アスリートです。

アスリートに対するインタビューをしてほしい、と思うのが自然だと思います。

 

 

差別ってなかなかなくなりません。

それは、差別をしているひとにその自覚が無いからです。

もちろん、自戒の念を込めて書いています。

 

私は差別なんかしていない。

そう思っている人が一番怪しい。