なんだかんだ言っても、結局年に数回はバスに乗ってます。
逆に言えば年に数回しか乗ってないのですが。
人によっては、バスに毎日乗る生活もあるわけで、私とは世の中の見え方もほんの少し違うかも、なんて考えます。
なんといっても面白いのは、吊り広告。
ネットは自分に最適化された広告が主ですが、バスの広告は不特定多数が見るのが前提なので、普段見ることのない広告が多い。
週刊誌の広告なんて面白いですね。
ホントかよ、と思うような見出しもちらほら。
公共の場所で堂々と書かれている割に、怪しいものが結構あります。
怪しいものといえば、昔は雑誌の後ろに、めちゃくちゃ怪しい健康器具の広告が載ってました。
頭がよくなるもの。
身長が伸びるもの。
ダイエット関連や筋トレも当時からありました。
ただ、怪しさの次元が違います。
当時は「本当かなぁ」くらいでしたが、今考えると「んなわけあるか!」というものばかり。
それは決して私が大人になって知識が増えたからそう思うのではありません。
ネットの普及で、社会全体の知識量が増えたために、怪しいものを怪しいと判断するのが簡単になっただけです。
怪しいものは消えてなくなることはないので、今でも時々見かけますが、当時よりも質が高い。
適当なものでは騙されなくなったのですね。
こんなところでも、イタチの追いかけっ子です。
人は愚かですねぇ。
正しい情報を選別する、というのは今も昔も難しいものです。