日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

グルメも良いが、その逆も結構面白い

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※画像は、本文中に出てくるラーメンとは関係ありません

 

食べログを始め、ネットでの口コミや評判を基に飲食店めぐりをする人も多いだろう。

ネットの時代になって、なかなか陽の目を浴びなかった路地裏の小さな店にも行列ができたり、逆に有名店のサービスが悪いと書かれて客が減ったり、とまあ色々あるようだ。

ネットの情報にはなんの検閲もないので、そこに書かれてある評判は、全く信用出来ないものも含んでいるものの、大方ストレートの意見が書かれてあるだろう。

店の宣伝や広告では、当然悪いことは何一つ書かないので、こちらを信用出来ないのが当たり前だとすると、口コミと同価値かもしれない。

 

 

話がそれたが、ネットでもリアルの口コミでも、飲食店を探すときは、基本的には「良い店」を探すだろう。

味が良かったり、サービスが良かったり、コスパが良かったり、雰囲気が良かったり、景色が良かったり、とまあ色々基準はあるだろうが、基本「良い店」を探す人が多いと思う。

 

自分ももちろん良い店を探すことがほとんどだが、実はもう一つ全く逆を探すことがある。

つまり、むちゃくちゃまずい店探しだ。

まずい店を見つけるのは難しい

ネットの時代なんで、良い店は比較的簡単に見つかる。

良い店は話題になるし、話題になれば客が増え、増えたらより話題になる、という相乗効果もあり、良い店探しにはあまり困らない。

 

一方、まずい店を探すのは大変だ。

まずいといっても、思っていたほど美味しくない、というレベルならすぐに見つかる。

しかし、なんでこの味で飲食店を経営しようと思ったんだ、と叫びたくなるくらいまずい店はそうそう見つからない。

まずい店の思い出

実は、こういう店を探したいと思ったのにはきっかけがある。

遠い昔の話なので記憶が曖昧だが、何かの用事で東京に行くことがあった。

当時ラーメンがとても好きだった自分は、東京のラーメンを俺が吟味してやる、と言わんばかりに、その辺にあったラーメン屋ののれんをくぐった。

 

平日昼の1時だったが、客は0で、カウンターの一番奥に店主が新聞を読みながら座っていて、自分が入ってくると「いらっしゃい」と言ってカウンター内に。

 

ラーメンを1杯注文する。

しばらくしてラーメンが配膳される。

まず見た目に驚く。

スープが黒い。黒と言ってもそんじょそこらの黒ではなく、墨汁のような黒だ。

黒すぎて麺が見えないレベル。

そしてスープ。自分はラーメンを食べる時に、まずスープを少し飲むので、いつもどおりレンゲでスープをすくい、一口。

 

全く味がない。真っ黒なのに。

 

その後は、味がない麺をひたすらすすって、逃げるように店を出た。

まずい店のインパクトは、美味しい店並に大きい

今まで食べた中で、一番まずかったものの一つだろう。

しかし、そのときは嫌だったももの、この時の思い出は決して悪くない。

思い出のインパクトとしては、とても美味しい店を見つけた時と同じくらいの大きさだ。

 

それからというもの、まずい店を人に聞くのが癖になった。

しかし、上述したように、まずい店はそうそうみつからない。

人に聞いて行ってみても、既に閉店しているということが多々ある。当然だが。

 

まずい店の効率的な見つけ方を知っている人がいたら、ぜひ教えていただきたい。

 

 

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