草野マサムネ、プロデューサーに耳が痛くなるほど言われて根付いた"スピッツのこだわり"を明かす!
職業柄、プロアマ問わずライブを見る機会は多い。
アマチュアミュージシャンに対して思うことがあります。
意識すればすぐに改善できるものを改善していない、ということです。
その一つがチューニングです。
チューニングはチューナーを使えばできます。
技術じゃありません。
でも、アマチュアのなかで少なくないバンドに、チューニングの甘さが見られます。
これはもったいなすぎます。
普段私達が巷で聞いている音楽は、そのほとんどがプロの演奏です。
プロの演奏=普通という耳になっているので、プロが良いのではなく、アマがなにか足りない、つまり減点方式で評価されます。
簡単に言えば、世間の耳はレベルの高い演奏に慣れている、ということです。
チューニングの甘さは、世間の耳にバレます。
一歩でもプロに近づけられることは近づけたほうが良いでしょう。
チューニングができていないプロの演奏って見たことありますか?
もしないのならば、チューニングを正確にすれば、少なくともそこだけはプロの一歩近づけるのです。
チューニングがあまかったら、それだけでプロから遠ざかるのです。
意識するだけで変えられるものは他にもあります。
服装やライブ時の曲間です。
服装は言うまでもありません。
普段着でライブしているミュージシャン、見たことないでしょう?
ライブ時の曲間も考えるだけで変わります。
2曲目と3曲目は、間を空けずにすぐにいく。
この曲はイントロ演奏中にボーカルが何か話す。
ここでは長めのMCをする。
これも考えるだけですぐに良くなります。
◆
良いライブをするために、経験を積まないとできないことは確かに多い。
でも、意識するだけですぐに良くなることもあります。
まずはそこから改善していきましょう。