今日は、私の師匠にあたる人の誕生日です。
師匠といっても、年は6つくらい上なだけ。
音楽を通じて知り合ったのがかれこれ20年くらい前。
もう20年、いやまだ20年、どうなんでしょうか。
私は結構本を読みます。
特に好きなのは評論で、社会のあり方や人の考え方、その移り変わりを読書で学ぶのが楽しい。
師匠は、あまり本を読みません。
ただ、経験値がものすごく、それを土台にしている人間力は圧倒されます。
説明が難しいですが・・・
私は経験より歴史を重んじる方ですが、師匠に関してはそういった理屈や計算が吹っ飛びます。
おそらくですが、宗教にどっぷりと浸かってしまう人って、こういう理屈を超えたカリスマ的な人についていっちゃうのではないでしょうか。
私の場合、師匠とは言いつつ「それは違う」と思えるところが結構あるので、盲信には陥っていないと思います。
本が防波堤になっているんでしょう。
違うところがあっても、師匠が私に及ぼした影響は計り知れない。
音楽だって今とは違ったスタンスでやっていたかもしれない。
私は、基本毎日楽しいです。
ラクでないことも含めて。
そんな毎日を過ごせている要因の一部は、師匠に出会ったことによるものなのは間違いありません。
◆
友達は多ければ多いほど良いと思いますか?
そうかもしれませんね。
でもかといって友達が自然に増える人と、なかなか友達ができない人がいます。
友達は多いほうが良いかもしれないけど、多くないといけないわけじゃありません。
一人か二人だけ、この人だけは自分の人生には欠かせない、という人がいたら良いと思います。
そういう人は必要。
私はそう思います。