早速今日から体脂肪率を下げるための生活に切り替えています。
何はともあれ、食事制限。それから運動です。
昨日も書いたとおり、
- どんな食事制限をしたらよいか
- どんな運動が効果的か
といった知識は、正直いまさら学ぶものでもない、と考えています。
取り組み方によって、効果に多少の差はあるのかもしれませんし、ボディービルダーやアスリートになりたい、となると話は違うと思いますが、一般人が体を引き締めるために必要な知識は、
カロリー、糖質を抑え、有酸素運動や筋トレをする
くらいで十分でしょう。
それよりも、どうやってそれを継続するか、の方が大切だと考えます。
私の周りでダイエットに失敗する人のほとんどは、食事制限や運動をやっても痩せないのではなく、食事制限や運動を継続できないことに原因があります。
昨日書いた「目標とご褒美」は、継続のための方法の一つです。
今日はもう一つ私が取り入れている方法を紹介します。
それは、
村上春樹さんの本を読む
です。
村上春樹さんの著書を読んだことがない人にとっては、さっぱり意味がわからないと思う一方、読んだことがある人にとっては、「ははーん、なるほど」と思うのではないでしょうか。
村上春樹さんの書いた小説には、必ずと言ってよいほど、運動にストイックな登場人物が出てきます(大抵は主人公)。
運動をしている描写は、さすがに文章のプロだけあって、生々しくて息遣いまで聞こえてきそうです。
こういったシーンを読むと運動したくなるのは私だけではないはずです。
村上春樹さんをあげたのは一つの例であって、別の小説でも、なんなら小説でなくても良いと思います。
例えば、私のある知り合いは、好きなアーティストがたまたま(?)スリムで理想的な体型をしていて、ダイエット中に心折れそうになったら、そのアーティストのLIVE動画を見てしのいだそうです。
ここで肝心なのは、対象とする人が、運動や筋肉をダイレクトに見せているわけではない、ということです。
村上春樹さんの著書は、ストイックな主人公の描写を目的に読むのではなく、物語として面白いから読むのです。
私の知り合いは、スリムな体型だからそのアーティストを好きになったのではなく、音楽が好きなだけです。
なぜ、運動や筋肉をダイレクトに見せている対象はだめなのか。
別にだめではありません。
ただ、運動や筋肉をダイレクトに見せている動画や人を見ても、続かないから悩んでいるのだと思うのです。
だったら、良質なコンテンツに触れつつ、ついでに痩せたい、と思わせるものが適しているのではないでしょうか。
実際に、私も含め、この方法を取り入れて理想体型に近づいた人は、周りに結構います。
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ダイエットのための本を読んだり、動画を見ても、なかなか痩せられない人は、これを機に村上春樹さんの本を読んでみましょう。