ビリヤードに興味はあるけど、行ったことがない・・・
そういう人のために、ビリヤード場での遊び方とマナーを説明します。
目次
受付
まずは受付に行きます。
受付では、プレイで使用する球をもらい、使用する台を言われると思うので、そこでプレイを始めます。
ハウスキュー選び
ボウリングと同じく、初心者の方は自分のキューを持っていないので、店にあるキューを借ります(無料)。
どれも大差ないので、どれを選んでも良いですが、あまり反ってないキューのほうが良いかもしれませんね。
台の上で横に転がしてみて、キューの細くなっている方がぴょこぴょこ動くのは反っています。
精算
終わったら、ハウスキューを借りたところに返却し、入店時にもらった球をもって受付へ行くと、時間に応じた料金を請求されます。
台単位ではなく、一人あたりの金額であることが多いようですね。
また、一人撞きと2人以上撞きでは料金が違うこともあります。
マナー
ビリヤードには、マナーがあります。
といっても、常識的なもののみです。
騒がない
ビリヤードは、騒ぐ競技ではありません。
私語は問題ありませんが、その音量には注意しましょう。
台の近くで飲み食いしない
飲み食い自体が禁止のビリヤード場は少ないですが、台の近くでは絶対禁止です。
万が一こぼしたら、ラシャ(台の上の布)の張替えになりますが、これにはかなりの時間と労力がかかります。
その間は、その台が使えないし、張替えの手間も発生するので、損害金を請求されてもおかしくないでしょう。
手球以外の球を撞かない
借りた球のうち、番号が書いていない白い球(赤の斑点)が手球です。
キューで撞くのはその球だけです。
それ以外の球は、基本的に撞かないのがマナーです。
キューは台に立てかけない
どこのビリヤード上でも、台の近くにキュー立てが設置してます。
キューはそこに置くか、台の上に寝せて置きましょう。
台に立てかけると、大抵の場合、大きな音を立てて倒れます。
チョークを指につけない
これはマナーというより勘違いですね。
キューの先(タップという)にチョークを塗ることによって、キューと球の摩擦を強め、回転させることにより、手球の位置をコントロールします。
つまり、チョークは滑りにくくするためにあるのです。
(右利きの場合)左手でブリッジを組んで、その間にキューを通して球を撞きます。
指とキューの間にチョークを塗る人がいるのです。
目的は、キューがなめらかに動くようにするためですが、上で書いたように逆効果です。
これは、傍からみると結構恥ずかしいので、やめておきましょう。
チョークを塗るのは、キュー先のみです。
隣の台で撞いている人への気遣い
ビリヤード場の台と台の間隔は、意外と狭いです。
ですので、隣の台で撞いている人のじゃまになることも多い。
そういうときは、お互いに譲り合いましょう。
球の下を撞いてジャンプショットをしない
テクニックの一つにジャンプショットがあります。
これは、キューを立てて台との反動で手球を飛ばす上級テクニックで、初心者にはまずもって無理ですし、ラシャ(台の上の布)が破れる可能性もあるので、大抵のビリヤード上では禁止されています。
そして、球の下をすくい上げるように撞いて球をジャンプさせるのは、ジャンプショットではなく、ファウルです。
おわりに
最低限のマナーさえ守れば、楽しい競技です。
娯楽として考えても、決して高いものではありません。
わからないことは、店員さんに聞けば教えてくれます。
ぜひ足を運んでみてください。