譜面管理ソフトは、Piascoreを使っています。
このソフト、本当にすばらしい。
かゆいところに手が届きます。
スタイラスペンを使った書き込みが便利なのは当たり前ですが、他にも素晴らしい機能があります。
私が特に気に入っているのは、タグ、セットリスト、ミュージック機能です。
タグは、自身でタグを作り、フィルタリングができます。
私の場合は、カバー曲、オリジナル曲、参加バンド、レッスン使用等のタグを作り管理しています。
セットリスト機能は、まさにLIVEでのセットリストです。
所有している楽譜から、LIVEで使う曲を選んでセットリストを作ります。
曲の追加や削除、順番替えも簡単にできます。
ページターナーを使っている場合は、ページ送りを押せば次の曲にそのままいくので、譜面を選び直す必要もありません。
それから、ミュージック機能、特にお気に入りの機能です。
譜面に音楽ファイルを紐づけて、譜面を見ながら再生できます。
紐づけできるのはAppleミュージックからはもちろん、自身で用意した音声ファイルも可能です。
リハで録音した音を紐づけておいて、自宅の練習時に録音音源を聞きながら譜面を見て復習、なんてことが容易にできるわけです。
ファイル管理アプリやミュージックアプリを起動する必要がないわけですね。
すばらしい。
褒めてばかりだと、ステマだと思われそうなので、不満な点を4つあげます。
1つ目は、クラウドからの楽譜入手方法です。
クラウドからの楽譜入手方法に関して、私はDropboxを使っていますが、Dropbox内の譜面をおいているフォルダをお気に入りに追加、といった機能があれば、入手がより簡単になります。
現時点では、検索かディレクトリをたどっていくしかないようですね。
2つ目は、譜面へのミュージック紐づけが一つだけ、という点です。
原曲とリハ録音音源、といった具合に複数の紐づけができたら、より使いやすくなると思います。
リハを複数回することもあるので、「前々回やったときはどうやったっけ?」といった確認が容易にできると嬉しいですね。
3つ目はレイヤー機能です。
Piascoreと比較される譜面管理アプリといえば、forScoreです。
調べてみると、値段が高い割にあまりPiascoreと変わらないようなので、Piascoreを選んだのですが、forScoreにはレイヤー機能があるんですよね。
これは、一つの譜面に複数のレイヤーを作って書き込みができる機能で、バージョン違いや、練習時と本番で表示する内容を変える、といったことができます。
オプション有料でも良いので、この機能はぜひPiascoreに搭載してほしいと思います。
最後の4つ目は、デバイス間同期です。
iPhone、iPad、macそれぞれにアプリがあるので、同じアカウントでログインしたら同期する、といった仕様だと非常に便利です。
譜面への書き込みはiPadですが、閲覧だけやセットリスト作成なんかはiPhone、macでもできると嬉しい。
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不満点はあるものの、現時点でかなり完成度がたかいソフトなので、今後も使い続けること間違いなしです。