トラックボールを使い始めても10年くらいは経っていますが、こっちに慣れてしまうとマウスには戻りたくなくなります。
そのくらい、私にとっては快適だし必要不可欠なトラックボール。
Logicoolはトラックボールメーカーで最も有名なメーカーの一つですが、そこから新製品が出たそうです。
その前に、トラックボールの魅力を書き綴ってみます。
トラックボールは省スペース
これは、使い始める前に勘違いしている人が多いようですね。
トラックボール本体は、一般的なマウスより大きいと思います。だからむしろ場所をとると思っている人も多い。
しかし、トラックボールはそこから本体を一切動かしません。つまり、本体をおけるスペースが、いくらギリギリであっても確保できれば、快適に操作可能です。
一方マウスは、マウス自体を置くスペースと、それを動かすスペースが必要なので、結局必要なスペースはトラックボールより広くなります。
トラックボールは静か
上にも書いたとおり、トラックボール自体を動かさなくて良いので、ボールを回す音「サーッ」という音とクリックをする「カチッ」という音しかしません。
一方、マウスはポインタを目一杯動かす時に、マウス自体を浮かせて下ろしてという行為を繰り返すため、カタカタと音がします。
トラックボールは机が傷つかない
これも同じ要因ですが、トラックボールは本体を動かさないので、机には一切傷が付きません。マウスは底面をこすらせて使うので、マウスパッドを用意しないと机に傷がついちゃいます。
トラックボールは腕が疲れない
ヘビーユーザーほどトラックボールを使うという傾向にあるそうですが、それは理にかなっています。
トラックボールを操作する際に、使用者が動かすのは手、指くらいです。
一方マウスの場合は肘から下を動かします。肘から動かす場合にはもちろん肩も若干動かします。
その差は大した差ではないのかもしれませんが、1日に10時間以上コンピュータを使う人にとっては、結果的に大きな差になります。
友人の中には腱鞘炎、肩こりがトラックボールに変えたことによって改善されたという人もいます。
トラックボールは、ポインタ移動が速い
トラックボールでポインタを動かすのはボールですが、ボールは勢い良く回せば惰性で回転するので、端から端までポインタを動かすのも、ボールを勢い良く回すだけです。指で回すので力はほとんどいりません。
トラックボールは、クリックポイントが正確
トラックボールは、クリックするところとポインタを動かすボールが独立しているので、クリック時にポインタがずれるということはまずありません。何連打クリックしてもポインタは不動です。繊細な作業にはもってこいです。
一方マウスは、マウス自体の動きに反応するので、クリックと同時にマウス自体が少しでも動くと、ポインタも動いてしまいます。
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とまあ利点だらけなのでやめられません。
で、今回の新製品ですが、できれば有線バージョンが欲しかったです。
というのも、仕事で使うとなると少しでも不安を取り除きたい、という気持ちがあるからです。
電池切れなんかはユーティリティーソフトで残量残時間を見られるので予防できますが、なんといっても無線なので、電波的な障害でポインタが反応しない、という不安が残ります。
家でゆったり使う場合は寧ろ無線のほうがスッキリするので良いのですが、有線もぜひ、Logicoolさん、お願いします!