今回は若干マニアックです。
マニアックというか、ごく一部の人にしか関係ない記事です。
まあ、毎回そうなんですがね。
ノート型のmacには、クラムシェルモードというものがあります。
これは、外部ディスプレイをつないでノート型macを使う時に、ノートの方を閉じたまま使えるモードのことです。
詳しくはこちらで。
USBなんかで外部キーボードやマウスをつなぎ、クラムシェルモードにすれば、ぱっと見デスクトップのコンピュータのように使えます。
本体(ノート型mac)の方は閉じているので場所をとりません。
各種ケーブルさえ届けば、どこに置いていても良いわけです。
クラムシェルモードを知ったのは、たまたまでした。
外部ディスプレイを使っての作業は以前からしていましたが、外部ディスプレイをつないでいない状態でノートを閉じると、スリープモードに入るので、外部ディスプレイをつないでいるときも同じ動作をするだろうと思い、それでは作業ができないので、開けっ放しでの使用です。
ところが、ある日たまたまノートを閉じてしまったんです。
すると、外部ディスプレイが一瞬暗くなって再点灯、普通に使えるではないですか。
しかも、外部ディスプレイを繋いでいる場合は、システム環境設定、ディスプレイから、内臓、外部ディスプレイをミラーリングにするか、しないならどのような配置にするか(上下左右)、を選ばなくてはいけないのですが、ノートを閉じた状態だと、ディスプレイを外部ディスプレイ1つと認識するようで、ようするにマウスポインタが外部ディスプレイの端でちゃんと止まります。
で、色々と調べたら、これはちゃんとクラムシェルモードという動作だということを知った次第です。
別にノートを開いたままで、使わないだけでも構わないのですが、そこはなんとなく「すっきり感」がほしいところです。
ところが、最近自分のmacが古いせいもあって、動きが重くなりました。
色々とカスタマイズしているとはいえ、実はこのmacは2010年製なので、さすがに「ガタ」が来ています。
重さを感じるのは、画面上のあらゆる動きで、ウィンドウを動かすときも、フォルダを移動する時も、カクカクします。
最悪なのは動画で、結構とびとびです。
さすがに買い替え時か、と思っていましたが、偶然クラムシェルモードではなく、ノートを開いた状態で使ってみたところ、なんと動きがかなりスムーズになりました。
これは、なんとなくよくなったというレベルではなく、格段によくなったのです。
で少し調べてみると、確かにクラムシェルモードではパフォーマンスが落ちることがある、という情報がありました。
ノート型は、開けている状態で熱を逃がしやすくなっているので、クラムシェルモードでは熱が逆にたまりやすい、といった理由だそうです。
ということで、最近はクラムシェルモードではなく、普通にノートを開けて使っていますが、全く問題ありません。画面が2つあったらあったで使い道はたくさんありますしね。